概 要
〇 2019年5月の全国における熱中症による救急搬送人員は4,448人でした。
これは、昨年5月の救急搬送人員2,427人と比べると2,021人多くなっています。
〇 全国の熱中症による救急搬送状況の年齢区分別、初診時における傷病程度別
等の内訳は次のとおりです。
・ 救急搬送人員の年齢区分別では、高齢者が最も多く、次いで成人、少年、
乳幼児の順となっています。
・ 搬送された医療機関での初診時における傷病程度別にみると、軽症(外来診療)
が最も多く、次いで中等症(入院診療)、重症(長期入院)の順となっています。
・ 発生場所別の救急搬送人員をみると、住居が最も多く、次いで道路、公衆(屋外)、
教育機関の順となっています。
・ 都道府県別人口10万人当たりの救急搬送人員は、福井県が最も多く、次いで
熊本県、大分県、京都府、佐賀県の順となっています。
〇 熱中症は正しい知識を身につけることで、適切に予防することが可能です。引き続
き暑い日が続く可能性がありますので、予防対策として、日陰や涼しいところで休憩
をとること、こまめに水分補給を行うこと、屋外では帽子をかぶることなどに心がけ
てください。
〇 消防庁では、熱中症予防啓発のコンテンツとして、「予防啓発ビデオ」「予防啓発イ
ラスト」「予防広報メッセージ」「予防啓発取組事例集」を消防庁ホームページ熱中症
情報サイトに掲載しています。
全国の消防機関をはじめ、熱中症予防を啓発する関係機関にも御活用いただける
よう、以下の消防庁ホームページに掲載していますので、是非御活用ください。
〇 報道資料の入手方法
報道資料については、総務省ホームページ(http://www.soumu.go.jp)の「報道
資料」欄及び消防庁ホームページ(
https://www.fdma.go.jp/)に、本日(28日(金)
14時)を目途に掲載します。
別添資料