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報道資料

令和元年6月28日
消防庁

2019年5月の熱中症による救急搬送状況

熱中症による救急搬送人員数について、2019年5月の確定値を取りまとめましたので、その概要を公表します。

概 要
        〇 2019年5月の全国における熱中症による救急搬送人員は4,448人でした。  
          これは、昨年5月の救急搬送人員2,427人と比べると2,021人多くなっています。 
        〇 全国の熱中症による救急搬送状況の年齢区分別、初診時における傷病程度別
           等の内訳は次のとおりです。
           ・ 救急搬送人員の年齢区分別では、高齢者が最も多く、次いで成人、少年、
             乳幼児の順となっています。
           ・ 搬送された医療機関での初診時における傷病程度別にみると、軽症(外来診療)
             が最も多く、次いで中等症(入院診療)、重症(長期入院)の順となっています。
           ・ 発生場所別の救急搬送人員をみると、住居が最も多く、次いで道路、公衆(屋外)、
             教育機関の順となっています。
           ・ 都道府県別人口10万人当たりの救急搬送人員は、福井県が最も多く、次いで
             熊本県、大分県、京都府、佐賀県の順となっています。 

        〇 熱中症は正しい知識を身につけることで、適切に予防することが可能です。引き続
         き暑い日が続く可能性がありますので、予防対策として、日陰や涼しいところで休憩
         をとること、こまめに水分補給を行うこと、屋外では帽子をかぶることなどに心がけ
         てください。
        〇 消防庁では、熱中症予防啓発のコンテンツとして、「予防啓発ビデオ」「予防啓発イ
          ラスト」「予防広報メッセージ」「予防啓発取組事例集」を消防庁ホームページ熱中症
          情報サイトに掲載しています。
            全国の消防機関をはじめ、熱中症予防を啓発する関係機関にも御活用いただける
            よう、以下の消防庁ホームページに掲載していますので、是非御活用ください。
 
 
        〇 報道資料の入手方法
           報道資料については、総務省ホームページ(http://www.soumu.go.jp)の「報道
         資料」欄及び消防庁ホームページ(https://www.fdma.go.jp/)に、本日(28日(金)
         14時)を目途に掲載します。

           別添資料PDF
連絡先
(連絡先) 消防庁救急企画室 担当:三島、増田、黒田 電話:03-5253-7529 FAX:03-5253-7532 E-Mail:kyukyukikaku-kyukyurenkei@soumu.go.jp

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