概 要
〇 2019年6月の全国における熱中症による救急搬送人員は4,151人でした。
これは、昨年6月の救急搬送人員5,269人と比べると1,118人少なくなっています。
〇 全国の熱中症による救急搬送状況の年齢区分別、初診時における傷病程度別
等の内訳は次のとおりです。
・ 救急搬送人員の年齢区分別では、高齢者が最も多く、次いで成人、少年、
乳幼児の順となっています。
・ 搬送された医療機関での初診時における傷病程度別にみると、軽症が最も多く、
次いで中等症、重症の順となっています。
・ 発生場所別の救急搬送人員をみると、住居が最も多く、次いで道路、公衆(屋外)、
教育機関の順となっています。
・ 都道府県別人口10万人当たりの救急搬送人員は、沖縄県が最も多く、次いで、
佐賀県、岡山県、大分県、宮崎県の順となっています。
〇 熱中症は正しい知識を身につけることで、適切に予防することが可能です。引き続
き暑い日が続く可能性がありますので、予防対策として、日陰や涼しいところで休憩
をとること、こまめに水分補給を行うこと、屋外では帽子をかぶることなどに心がけて
ください。
〇 消防庁では、熱中症予防啓発のコンテンツとして、「予防啓発ビデオ」「予防啓発イ
ラスト」「予防広報メッセージ」「予防啓発取組事例集」を消防庁ホームページ熱中症
情報サイトに掲載しています。
別添資料