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報道資料

令和元年9月6日
消防庁

平成30年(1〜12月)における火災の状況(確定値)

平成30年中の火災の状況について、1月から12月までの確定値を取りまとめましたので、その概要を公表します。
前年と比較すると、総出火件数、火災による死者数ともに減少しています。
 

(1)総出火件数は37,981件、前年より1,392件の減少

総出火件数は、37,981件で、前年より1,392件減少(-3.5%)しています。火災種別でみますと、建物火災が601件減少、林野火災が79件増加、車両火災が203件減少、船舶火災が3件減少、航空機火災が5件減少、その他火災が659件減少しています。

(2)総死者数は1,427人、前年より29人の減少

火災による総死者数は、1,427人で、前年より29人減少(-2.0%)しています。負傷者数は、6,114人で、前年より62人増加(+1.0%)しています。

(3)住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数は946人、前年より57人の増加

住宅火災による総死者(放火自殺者等を除く。)数は946人で、前年より57人増加(+6.4%)しています。このうち65歳以上の高齢者は668人で、前年より22人増加(+3.4%)し、住宅火災による死者(放火自殺者等を除く。)数の70.6%を占めています。

(4)出火原因の第1位は「たばこ」、第2位は「たき火」です。

総出火件数の37,981件を出火原因別にみると、「たばこ」3,414件(9.0%)、「たき火」3,095件(8.1%)、「こんろ」2,852件(7.5%)、「放火」2,784件(7.3%)、「放火の疑い」1,977件(5.2%)の順となっています。また、「放火」及び「放火の疑い」を合わせると4,761件(12.5%)となっています。
資料は、こちらPDFをご覧いただくか、消防庁ホームページをご確認ください。
連絡先
消防庁防災情報室
  七條補佐 淺井係長 千賀事務官
         (代 表)03-5253-5111
         (直 通)03-5253-7526
   

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