津波・水害による小規模な屋外貯蔵タンクの移動・転倒や石油類の流出等の防止に資するため、「屋外貯蔵タンクの津波・水害による流出等防止に関する調査検討会」を開催することとしたのでお知らせします。
1 背景・目的
平成23年の東日本大震災の際には、小規模な屋外貯蔵タンクが津波により移動・転倒し、石油類が流出する事例が見られました。また、近年の豪雨に伴う浸水により、小規模な屋外貯蔵タンクや付属配管が破損し、石油類が流出する事例が散見されるところです。
一方、近年の技術開発により、屋外貯蔵タンクに津波対策工法(PC工法)を施したものが新たに建設されるとともに、消防庁の「消防防災科学技術研究推進制度」(競争的資金)を活用した小規模タンク向けの津波対策工法に関する研究開発が進められるなど、新たな知見が得られつつあるところです。
このような状況を踏まえ、消防庁では、「屋外貯蔵タンクの津波・水害による流出等防止に関する調査検討会」を開催することとしました。
2 検討項目
・津波・水害対策工法に関する調査
・小規模な屋外貯蔵タンクに適した津波・水害対策工法の技術的検討等
3 スケジュール等(第1回開催予定)
日時:令和2年8月5日(水) 10:00〜12:00
場所:WEB会議による開催
4 委員