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報道資料

令和3年3月26日

「令和2年中の救急出動件数等(速報値)」の公表

 令和2年中の救急出動件数等の速報値を取りまとめましたので公表します。

 救急出動件数、搬送人員とも対前年比で減少

 令和2年中の救急自動車による救急出動件数は593万3,390件(70万6,377件減、10.6%減)、搬送人員は529万4,045人(対前年比68万3,963人減、11.4%減)で救急出動件数、搬送人員ともに対前年比で減少しました。
 救急出動件数及び搬送人員が対前年比で減少したのは、平成20年以来、12年ぶりとなりました。減少の理由としては、新型コロナウイルス感染症の拡大に伴う衛生意識の向上や不要不急の外出自粛といった国民の行動変容により、急病、交通事故及び一般負傷等の減少に繋がったことなどが考えられます。
 一方で、複数の消防本部からの聞き取りによれば、現場到着所要時間や病院収容所要時間については、救急現場における新型コロナウイルス感染症への対応などを背景に、対前年比で延伸したとの報告を受けており、消防庁としては、引き続き関係機関と連携しながら、各地域の消防機関が救急搬送を適切に行えるよう、必要な対応を進めてまいります。

※ 速報値としての公表であり、精査の結果、数値を修正する可能性があります。
※ 本資料のうち、令和元年以前の数値は確定値となります。
※ 現場到着所要時間や病院収容所要時間等の全国の状況については、例年と同様、本年末を目途に予定している確報値の公表に際して、お示しする予定です。
※報道資料はこちらPDF
連絡先
救急企画室
担当:若味、増田、吉岡
電話:03-5253-7529(直通)
FAX :03-5253-7532

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