1 国連統計委員会の委員国の概要
国連統計委員会は、1946(昭和21)年2月16日に国連経済社会理事会に置かれた委員会であり、世界各国の統計の発展に向けて同理事会をサポートしています。その24の委員国は国連加盟国の中から同理事会によって選出され、我が国は、1962(昭和37)年以降、1970(昭和45)年から1972(昭和47)年までの3年間を除き、継続して委員国を務めてきました。
今般、同理事会においてアジアの委員国枠4か国のうち2か国が改選され、我が国はサモア独立国とともに選出されました。任期は、2021(令和3)年から2024(令和6)年までの4年間です。
2 委員国に選出された意義
近年、我が国は国連統計委員会において、持続可能な開発目標(SDGs)の進捗を測るSDGグローバル指標についての議論等に積極的に取り組んできました。また、本年3月に開催された国連統計委員会では、我が国代表の川ア茂氏(総務省統計委員会委員)が議長を務め、当該委員会の議論を牽引したところです。今般の委員国再選を機に、引き続き、統計におけるグローバルな課題についての議論に積極的に参画し国際統計コミュニティに貢献してまいります。