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報道資料

平成27年9月28日

国際電気通信連合無線通信総会への対処

−2015年ITU無線通信総会(RA−15)−
総務省は、本日開催の情報通信審議会 情報通信技術分科会 ITU部会(部会長:鈴木陽一 東北大学 電気通信研究所 教授・情報シナジー機構長)の決議を受け、情報通信審議会(会長代理:伊東 晋 東京理科大学教授)から、平成6年1月24日付け諮問第1号「国際電気通信連合無線通信総会への対処について」のうち、RA−15への対処について、答申を受けました。

1 背景

 国際電気通信連合無線通信部門(ITU−R)は、無線通信に関する技術及び運用についての研究を行うとともに、各国の無線通信局間の有害な混信を避けるための周波数スペクトル帯の分配、周波数割当ての登録等を行うことにより、無線通信に関する連合の目的を達成することを任務としています。その活動は、我が国の無線通信システムの発展、電波監理、電波監視等にも大きな影響を与えるものです。
 平成27年10月26日から10月30日までスイス連邦ジュネーヴにおいて開催が予定されているRA−15では、勧告案の承認、次研究会期(2016〜2019年)の研究課題等について審議が行われることとなっています。

2 答申の概要

 RA−15への対処についての答申の概要は別添(PDF)のとおりです。

3 今後の予定

 総務省はこの答申を踏まえ、RA−15において対処していく予定です。
連絡先
情報通信国際戦略局通信規格課
守山専門職、重成国際標準係長
電話:(直通)03−5253−5771
FAX:03−5253−5764

2015年無線通信総会(RA−15)の概要

1 会議名称
  Radiocommunication Assembly 2015 (RA-15)
  (2015年無線通信総会)

2 会議目的
  無線通信総会(RA)は、国際電気通信連合(ITU)の無線通信部門(ITU−R)の総会で、通常3〜4年に1回開催されることになっており、勧告案等の承認、次研究会期における研究委員会(SG)構成の審議、研究課題の承認等が行われる。

3 開催期間
  平成27(2015)年10月26日(月)から10月30日(金)まで

4 開催場所
  スイス連邦 ジュネーヴ

5 参加資格
  主管庁(193加盟国)及び無線通信部門セクターメンバー(269メンバー)

6 任務
(1)勧告案等の承認
(2)SG構成の審議
(3)SG議長・副議長の任命
(4)作業方法の見直し
(5)研究課題の承認 等

7 委員会構成(想定)
(1)第1委員会: 会議運営
(2)第2委員会: 予算管理
(3)第3委員会: 編集(決議の調整)
(4)第4委員会: SGの構成及び作業計画
(5)第5委員会: RA及びSGの作業方法

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