平成28年4月に開催したG7香川・高松情報通信大臣会合の成果文書に基づいて、G7各国の取組等を取りまとめ、フォローアップ報告書として作成しましたので公表します。
1 経緯等
我が国はG7香川・高松情報通信大臣会合の議長国として、同会合においてデジタル連結世界に向けて社会の繁栄が増進されるための目的・基本原則等を定めた、「デジタル連結世界憲章」等を策定し、同会合後も、OECD閣僚級会合やG20杭州サミット、APEC首脳会合など、G7以外の主要な国際会議の成果文書にもその考え方が反映されるよう努めてきました。
また、平成28年12月には、G7情報通信大臣共同宣言の行動計画に基づき、各国の取組と連携の進展をフォローするために、付属文書「G7協調行動集」において日本が約束した、「G7情報通信大臣会合フォローアップ会合」を開催し、G7各国の取組の進捗状況と今後の更なる取組強化に向けた連携の可能性を確認したところです。
2 フォローアップ報告書
3 今後の予定
今後は、平成29年3月に開催された「AIネットワーク社会推進フォーラム」や「質の高いICTインフラの整備に関する国際シンポジウム」の結果を踏まえ、AI開発ガイドラインの検討や質の高いICTインフラ整備、IoTや5Gの推進、サイバーセキュリティの強化等に関するG7メンバー間の一層の連携を推進し、平成29年5月のG7サミット(イタリア・タオルミーナ)や同年9月のG7情報通信・産業大臣会合(イタリア・トリノ)の議論に積極的に貢献していく予定です。
【関係報道資料】