金子総務大臣政務官は、平成29年5月1日から5月5日まで、日本方式の地上デジタルテレビジョン放送(以下、「地デジ」という。)を採用している中米のエルサルバドル共和国(以下、「エルサルバドル」という。)及びニカラグア共和国(以下、「ニカラグア」という。)を訪問しました。5月2日には、エルサルバドルのコト電気通信監督庁長官との間で地デジに係る協力覚書に署名し、5月3日には、ニカラグアのカスティージョ通信郵便庁長官と会談を行い、地デジ試験放送に係る協力を進めることで一致しました。
今般訪問を踏まえ、今後も両国における地デジ日本方式の円滑な導入に向けた協力を継続していきます。
訪問の主な内容は以下のとおりです。
5月2日、コト電気通信監督庁長官と会談し、エルサルバドルにおける日本方式の地デジの円滑な導入に向けて両国で連携を進めること、ICT分野における情報交換について、両国の協力関係を継続することで一致しました。
5月2日、エルサルバドルのコト電気通信監督庁長官との間で、地デジ分野における協力関係を構築していくことで合意し、地デジ協力覚書に署名しました。本覚書には、政府関係者及び放送事業者を対象としたセミナーの開催や専門家派遣による人材育成などが盛り込まれており、エルサルバドルにおける日本方式の地デジの円滑な導入に向け支援していきます。
カスティージョ通信郵便庁長官と会談し、同国における日本方式の地デジの円滑な導入に向け、試験放送にかかる協力を進めることで一致しました。
ニカラグア国営放送を訪問し放送施設の視察とともに、同国における今後の地デジ化に向けた意見交換を実施しました。