金子総務大臣政務官は、平成29年1月16日(月)から1月18日(水)まで、ミャンマー連邦共和国(以下、「ミャンマー国」とします。)を訪問し、タン・スィン・マウン運輸・通信大臣(通信・郵便担当)及びペー・ミン情報大臣(放送担当)と会談しました。また、現地メディアに対し記者会見を行い、ミャンマー国での通信・放送・郵便の分野における我が国の取組を説明しました。
1 日程・場所
(1)1月17日(火) 場所:ヤンゴン
ア MPT(電気通信事業者)ネットワーク管理センター視察
イ ヤンゴン中央郵便局視察
ウ 現地メディアに対する記者会見
エ ティラワ経済特区視察
(2)1月18日(水) 場所:ネピドー
ア タン・スィン・マウン運輸・通信大臣との会談
イ ペー・ミン情報大臣との会談
ウ ICT人材育成研修視察
2 結果概要
(1)タン・スィン・マウン運輸・通信大臣との会談
ミャンマー国の事業者の通信事業への協力、ODAによる通信インフラの整備、ICT人材育成への支援、郵便分野における協力などの進捗状況について意見交換を行い、今後の協力関係の強化について確認しました。
(2)ペー・ミン情報大臣との会談
Myanmar Radio and Televisionの能力強化、両国の放送局による放送コンテンツの共同製作などの進捗状況について意見交換を行い、今後の協力関係の強化について確認しました。
(3)現地メディアに対する記者会見
ミャンマー国での通信・放送・郵便の分野における我が国の取組を説明し、ミャンマー国民に対し、日本の協力の現状とこれから期待される将来像についての理解の促進に努めました。
(4)視察等
総務省事業として実施されているICT人材育成研修を視察し、ミャンマー国政府の研修参加者を激励するとともに、今後のミャンマー国政府のICT能力の向上についての期待を伝えました。また、ODA技術協力として日本の専門家を派遣して技術指導が行われているヤンゴン中央郵便局を視察し、郵便局職員を激励するとともに、ミャンマー国民に対して、ミャンマー国の郵便・郵便局の活用に関するPRを行いました。
その他、MPTネットワーク管理センターやティワラ経済特区を視察するとともに、ミャンマー情勢等の意見交換を行いました。