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平成
20
年5月
30
日
携帯電話のパケット通信料金の高額利用の防止策
パケット通信料金が高額とならないよう気を付けて御利用ください
「携帯電話会社から高額なパケット通信料金の請求を受けました。そんなに利用したつもりはないのですが。」といった相談が、総務省の電気通信消費者相談センター等に引き続き寄せられています。
パケット通信料金が高額となる原因としては、以下のことが考えられますので、思いがけず高額な請求を受けることにならないよう、携帯電話事業者が提供する高額利用防止のサービス等もよく確認の上で、御利用ください。
1 パケット通信料金とは
携帯電話のパケット通信は、携帯電話端末を使用して、ウェブサイトを閲覧したり、ウェブサイトからファイルをダウンロードしたり、又は電子メールを送受信する場合に行われます。
携帯電話事業者が提供しているこうしたサービスのほとんどが、データ(ファイル)を複数の「パケット」(小包)と呼ばれる単位に分割して伝送していることから(「パケット交換伝送方式」)、当該通信に要する料金のことをパケット通信料金と呼びます。
2 パケット通信料金が思いがけず高額となる理由について
(1)データ量が大きいサービスの利用やインターネット
Web
ページの閲覧
携帯電話事業者が提供するパケット通信サービスには、原則として、通信時間単位ではなく、パケットの数(通信量単位)で課金されています。
このため、データ量が大きい音楽や動画、ゲームソフト等の携帯電話向けアプリケーションをダウンロードしたり、携帯電話向けに作成されていない通常の
Web
ページを閲覧した場合には、パケット通信量が多くなり、パケット通信料金が思いがけず高額になる可能性があります。
なお、「情報料無料」と記された音楽や動画、ゲームソフト等のアプリケーションは、これらの利用料金は無料でも、パケット通信料金は別途発生しますので注意しましょう。
容量が大きなファイル等のパケット通信料金の目安例
・音楽ファイル
A社(
3MB
)
5,495.7
円
B社(約
1.5MB
)
2,704.8
円
C社(
3MB
)
5,368
〜
5,369
円
・携帯向けアプリケーション
A社(
1MB
)
1,843.8
円
C社(
1MB
)
1,605
〜
1,606
円
・
Web
ページ閲覧
C社(
300KB
)
561
〜
562
円
※
いずれも第3世代携帯電話(音声)についてパケット割引サービスを利用しない場合のパケット通信料金例(税込み。本年5月1日時点の各携帯電話事業者公表資料による)。利用環境などにより、これより高額になる可能性もあります。詳細は、携帯電話事業者が提供するカタログなどを参照してください。
(2)パケット通信料金の定額制の対象外となるインターネット接続などの利用
携帯電話事業者は、電子メールの送受信や携帯電話向けに作成された
Web
ページの閲覧などのパケット通信料金が一定額を超えない料金プラン(いわゆる定額制)を提供しています。これに加入することで、パケット通信料金の高額化を防ぐことができます。
しかしながら、定額制については、パソコン等にケーブルで携帯電話端末を接続してインターネット接続を行う場合、携帯電話向けに作成されていない通常の
Web
ページを閲覧する場合、また海外で利用する場合などパケット通信料金については、定額制の対象外となるものがあります。
このため、これらの対象外のパケット通信も定額制の対象であると誤解して利用した場合には、パケット通信料金が高額となる可能性がありますので注意して利用しましょう。
※
海外での利用では、携帯電話での通話の着信にも課金される場合等、国内で使用する場合と料金体系が異なる場合がありますので、普段と異なる利用方法をする場合は、事前に携帯電話事業者に確認するなど、注意しましょう。
(3)通信速度が速いサービス・端末の利用
最近の携帯電話のサービス及び携帯電話端末の高度化によって、より高速な通信が可能となっています。特に、データ伝送速度が高速である第3世代携帯電話などを利用する場合には、時間当たりのパケット通信量は多くなり、短時間の利用でもパケット通信料金が高額となる可能性があります。
(参考)時間当たりのパケット通信料金の例
使用時間
平均
100Kbps
平均
1Mbps
1分間
約
1,230
円
約
12,305
円
1時間
約
73,828
円
約
738,281
円
※
0.21
円/パケットで計算した場合。実際の料金については、携帯電話事業者にお問い合わせください。
3 パケット通信料金が高額となるのを防止するための対策について
2で述べたとおり、パケット通信料金は、思いがけず高額となる可能性がありますが、高額となるのを防止するためには、以下の対策が考えられます。
(1)自分の利用方法にあった料金プランを選択する。
携帯電話事業者は、電子メールや携帯電話向けに作成された
Web
ページの閲覧などのパケット通信料金が割引きになる料金プランや、一定額を超えない料金プラン(いわゆる定額制)を提供しています。携帯電話事業者等は、契約時などに利用方法によってはパケット通信料金が高額になる可能性があることを説明しておりますので、新規加入、サービスや機種の変更、これまでと異なる利用を始める場合には、しっかりと携帯電話事業者等にサービス内容等を確認し、利用方法をよく検討した上で、それに見合った料金プランを選択するようにしましょう。データ量が大きいサービスや通信速度が速い携帯電話端末を利用する場合には、定額制への加入を検討しましょう。
なお、携帯電話事業者は、店頭やカタログでの料金プランの案内のほか、インターネット上でも適切な料金プランの選択の参考となる
Web
ページを設けるともに、パケット通信の利用に当たっての注意喚起のページを設けています。
適切な料金プラン選択の参考となるWebページ
【
NTT
ドコモ】ぴったり料金プラン診断
(
http://www.docomo-ryokin.net/
)
【
KDDI
】au料金クリニック
(
http://www.au.kddi.com/clinic/index.html
)
パケット通信に関する注意喚起のWebページ
【NTTドコモ】
(
http://www.nttdocomo.co.jp/service/data/foma/use_safely/
)
【KDDI】
(
http://www.au.kddi.com/service/ezweb/chui/index.html
)
【ソフトバンクモバイル】
(
http://mb.softbank.jp/mb/information/details/070427.html
)
(2)定額制の対象外となるパケット通信料金を確認する。
定額制を選択した場合には、対象外となるパケット通信料金を確認しましょう。特に、パソコン等にケーブルで携帯電話端末を接続してインターネット接続を行う場合、携帯電話向けに作成されていない通常の
Web
ページを閲覧する場合、海外で利用する場合は、パケット通信料金は、定額制の対象外となることがありますので、普段と異なる利用方法をする場合は、事前に携帯電話事業者に確認するなどの上、注意して利用しましょう。
※
PC
接続を中心に利用する場合は、カード型端末の定額制サービス等を契約することで、料金が安くなる場合があります。詳細については、携帯電話事業者にお問い合わせください。
(3)料金が一定額を超えた場合に、利用者に通知されるサービスや利用が制限されるサービスを利用する。
パケット通信料金等の通信料金が一定額を超えた場合に、利用者に通知してくれるサービス(※)や、利用が制限されるサービス(電話の着信や緊急通報の発信などは利用可能)を利用すれば、パケット通信料金が高額となるのを防止することができます。
※
通知される料金は概算(一部事業者では、割引等が適用される前のもの)です。また、通知されるのは通信料金が一定額を超えた翌日です。この他、詳細については、携帯電話事業者にお問い合わせください。
通信料金が一定額を超えた場合に利用が制限されるサービスの例
【NTTドコモ】タイプリミット
(
http://www.nttdocomo.co.jp/charge/bill_plan/plan/basic/type_limit/
)
当月1日から前日までの通話料・パケット通信料などの合計金額が選択した上限額を超えた場合に、概ね3時間以内に通話の発信、iモードなどのパケット通信の利用を停止する料金プラン(月額基本使用料4,410円)
【
KDDI
】料金安心サービス
(
http://www.au.kddi.com/ryokin_waribiki/hyojun_option/ryokin_anshin.html
)
当月1日から前日までの通話料・パケット通信料の合計金額が一定額を超過すると、Eメールでの通知後、その翌日から通話の発信、EZwebなどのパケット通信の利用を停止するサービス(Eメール通知のみの「お知らせコース」は利用料無料、パケット通信を停止する「ご利用停止コース」は月額利用料105円)
【ソフトバンクモバイル】一定額Eメール通知
(
https://mb.softbank.jp/scripts/japanese/mysoftbank/index.jsp
)
料金月の前日までの通信料・パケット通信料の合計金額が選択した上限額を超えた場合に、Eメールで通知するサービス(利用料無料)
※
実際に利用制限がかかるまでの通信料金は請求されます。この他、詳細については、携帯電話事業者にお問い合わせください。
(4)どのくらい利用したかを確認する。
1)
通信料金等照会サービス
携帯電話事業者は、前日までの通信料金などを専用サイトなどで確認することができるサービスを提供していますので、これらのサービスを利用して通信料金を確認しましょう。
利用料金確認サービス
【
NTT
ドコモ】ドコモ料金案内
(
http://www.nttdocomo.co.jp/charge/online/confirmation/
)
【
KDDI
】料金お知らせサービス
(
http://www.au.kddi.com/ryokin_waribiki/ryokin_option/ryokin_oshirase/index.html
)
【ソフトバンクモバイル】MYソフトバンク
(
http://mb.softbank.jp/mb/support/3G/mysoftbank/
)
※
確認できる通信料金は概算(一部事業者では割引等が適用される前のもの)です。詳細については、携帯電話事業者にお問い合わせください。
2)
パケット数及びパケット通信料金の概算を行うパソコン用ソフトウェアの利用
特に高額になりがちな、パソコン等にケーブルで携帯電話端末を接続してインターネット接続を行う場合には、以下のようなパケット数及びパケット通信料金の概算を行うソフトウェアが携帯電話事業者から提供されていますので、事前に以下のソフトウェアをパソコンにインストールして、パケット通信料金を確認しながら利用するようにしましょう。
パケット数及びパケット通信料金の概算を行うソフトウェア
【
NTT
ドコモ】FOMAバイトカウンタ
(
http://www.nttdocomo.co.jp/support/utilization/application/foma/packet_byte/
)
【
KDDI
】パケットカウンター
(
http://www.au.kddi.com/mobile/soft/packet_counter/index.html
)
【ソフトバンクモバイル】パケットメータ
(
http://mb.softbank.jp/mb/support/3G/download/packet_meter/index.html
)
(5)ファイルをダウンロードする場合には、パケット通信料金がどれくらいになるかを確認する。
ファイルのダウンロードに際しては、ファイルのサイズを確認し、自分の料金プランで、パケット通信料金がどのくらいになるかを、カタログなどに示されたパケット通信料金の目安などを参考に確認しましょう。
また、「情報料無料」と記された音楽や動画、ゲームソフト等のアプリケーションでも、これらの利用料金は無料でも、パケット通信料金は別途発生しますので注意しましょう。
(6)未成年者が利用する場合には、利用方法についてあらかじめ決め、高額化防止策をとらせる。
未成年者が使用して高額となったとの相談も多く寄せられています。未成年者に携帯電話を持たせる場合、どのような利用方法をするのかをあらかじめ親子の間で決めるようにしましょう。
また、サービス内容を十分に理解しないまま使用したために、高額なパケット通信料金が生ずる場合がありますので、保護者の方は、未成年者にパケット通信を利用させる場合には、2の注意事項を理解させるようにするとともに、3(1)〜(5)の防止策をとるようにしましょう。
この他、パケット通信の利用を制限する以下のようなサービスもありますので、利用を検討しましょう。
【
NTT
ドコモ】時間制限
夜間から早朝(22時〜翌朝6時)まで、携帯電話向けWebページへのアクセスを制限(利用料無料)
【KDDI】ジュニアモード
暗証番号を入力しない限り、コンテンツへのアクセスを制限(利用料無料)
【ソフトバンクモバイル】Yahoo!きっず
暗証番号を入力しない限り、コンテンツへのアクセスを制限(利用料無料)
※
詳細については、携帯電話事業者にお問い合わせください。
担当
:
総合通信基盤局電気通信事業部
消費者行政課
(野尻課長補佐、田中係長)
電話
:
(代表)
03
−
5253
−
5111
(内線:
5488
)
(直通)
03
−
5253
−
5488
FAX
:
03
−
5253
−
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