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ICTによる環境にやさしいまちづくり

事業の概要

 環境にやさしいまちづくりを支援するため、最先端のICTを利用し、地域特性に 合わせたICTシステム基盤を構築・実証する。これにより、環境負荷軽減のために 必要な通信の技術を確立し、ICTによるスマートグリッドなど地域資源の生産と消 費の最適化を推進することを目的として、平成22年度に全国6か所で地域実証を行ったものです。

地域実証の一覧

【福岡県北九州市】
コミュニティ内のエネルギーマネジメントシステムのための通信基盤の信頼性とセキュリティの確保やエネルギーの見える化を行い、環境負荷軽減への貢献度を検証した。
【愛媛県松山市】
住宅地において宅内等の通信の技術仕様の検証を行い、電気・ガス・水道・自動車等の複数のエネルギー・資源を対象として、日本型スマートグリッドの可能性を検証した。
【熊本県熊本市】
病院を中心にした地域コミュニティにおいて、エネルギー消費の実態を見える化し、データ等から電力使用量の予測シミュレート等を行うための仕様を構築する。また、将来的に必要とされる、地域蓄電情報システム及び電力融通システムのシミュレート及び制度検討を行った。
【青森県六ヶ所村】
各家庭に設置したセンサーによって電力使用量を測定するとともに、地域ネット−ワーク接続型クラウド内の需要予測シミュレーションシステムにより、電力利用の効率化・最適化の実現を支援するICTシステムの構築・実証を行った。
【宮城県栗原市】
生活拠点や都市機能が広域に分散する地域(広域分散型地域コミュニティ)を一体化し自然環境と人が共生するためのICTシステムを構築した。
【長崎県五島市】
港湾ターミナルを中心とし、既に独立して策定されている各種標準化案件(通信網・通信QoS・セキュリティ・情報家電・EV/ITS・スマートグリッド)を利用し、それらを統合するための通信システムを構築した。

地域実証の成果

各実証地での成果

<環境負荷軽減型地域ICTシステム基盤確立事業>

<ネットワーク統合制御システム標準化等推進事業>

環境にやさしいまちづくり リーフレット

<問い合わせ先>
総務省情報流通行政局
情報流通振興課
電話:03-5253-5751

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