大臣・副大臣・大臣政務官の動き

ICTコトづくり検討会議第5回（平成25年5月9日）

　皆さん、おはようございます。遅参いたしまして大変失礼いたしました。実はゴールデンウイーク中にアメリカを訪問させていただいておりまして、政府CIOをはじめとした政府関係者、また、セールスフォースなどのICT関連企業とサイバーセキュリティ、プライバシー、オープンデータなど、さまざまな分野について意見交換させていただきました。官民ともに、既存の考え方に固執するのではなくて、競争を重視して、システムなどでもどんどんよいものを取り入れていくという点を強く感じてまいりました。　
　例えばICTコトづくりの推進に当たって重要な鍵となるデータの利活用、こういう観点では、データを完全にオープンにすることでイノベーションの創出や無駄の削減が可能になるという考えのもとで、データは完全にオープンであるべきという指摘がございました。　
　今日は、前回に引き続きアウトプットの取りまとめに向けた議論を行うと聞いていますけれども、ぜひとも成長力の強化になる刺激的で強力な内容になることを期待しております。どうぞよろしくお願いいたします。


　このICTコトづくり検討会議、構成員の皆様方にいろいろとお世話になりながら、今日は5回目ということで、いろいろとご予定も立てていただいてご参加をいただいておりますことを厚くお礼を申し上げます。　
　前回までにさまざまな議論を積み重ねながら、このICTコトづくりを推進するためにはプロジェクト、そして環境整備、この2点が鍵になる、軸になるというふうに理解を深めてきたところであります。　
　このうちICTコトづくりの推進はビジネス的側面が強いということを踏まえますと、環境整備ということで言えば、民間企業の皆様方が新しいビジネスを展開しやすい環境を整備することが1つ大事だろうと思います。　
　前回の議論の中でも我が国において、検索エンジンのプロジェクトがなかなか進まなかったことについては、法的手当が遅れたというようなご指摘もあったわけであります。また、ビッグデータやさまざまな新しい動きもある中で、そういった制度面についても目を向けていかなければいけないと思っております。　
　最初に申し上げましたように、プロジェクトの面、そしてまた、そういうものが進めやすい制度、仕組みの面、こういった2点について、また積極的に議論を展開いただきながら、この会議としてのアウトプットというところへつなげてまいりたいと思いますので、本日もどうかまた忌憚のないご議論をよろしくお願い申し上げます。いつもありがとうございます。

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