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地域の元気創造有識者会議第4回(平成25年5月17日)

平成25年5月17日、新藤総務大臣は第4回「地域の元気創造有識者会議」を開催しました。
本会議では、様々な分野の有識者の方々から御意見をいただきながら、地域活性化の視点から見た成長戦略に関して具体的な方策を検討していくこととしています。
今回の会議では、地域経済イノベーションサークルの全国展開、地域活性化インフラ・プロジェクトを具体化するに当たり、委員からプレゼンテーションをいただいた後、意見交換を行いました。


挨拶をする新藤総務大臣



会議の様子


 
【動画】挨拶をする新藤総務大臣



新藤総務大臣挨拶

 私、おくれてまいりましたが、ほんとうにいつも大体、私が座を乱し、話を長引かせているのでございますが、しかし、これだけの議論をやっている会議はほかにないと思います。ものすごい先端的なことを今、私たちはやろうとしていて、これ、総務省の中で全部決着するものではありませんから、全政府的にこのような話をきちんと煮詰めて、我々もこれはまさに外に出して全政府で取り組みたいと、このように思っていますので、時間がずれておりますことはぜひお許しをいただきたいと思います。
 やはりこれから、ここまで議論していただきましたから、今度は具体的に、今、これからすぐ提案できることは何だ、そして、形にあらわして、実験するなり、テストでやってみるものはどういうふうにしようかというものを絞り込んでいく必要があると思います。再三申し上げておりますが、これから骨太の方針、そして、経済成長戦略の中に、必ず私たちのこの作業は組み込まれます。電子行政をやってくれとか、地域エネルギーを確立してくれとか、必ず出るんですね。イノベーション、それから、包括的な行政サービスをやってくださいとか、農業特区をやってくださいとそこまで出るんですが、じゃ、それを具体的にプロジェクトで用意しているのはどこなんですかというと、多分、今、うち以上に進んでいるところはないんです。ですから、そこにぜひぶつけていきたいなと私、思っておりますので、そういう意味でのいろいろな取りまとめもご協力賜ればありがたいと思います。
 そして、地域経済の産学金官テーブルは、この間いい例があって、地銀、それから、信用金庫、信用協会、それから、JA、農協共済とか、その代表の方に来ていただいて、私、いろいろな話をしました。そしたら、早速、信用協会の人たちが、「実は私の地元で、伊豆七島で七島の産品を全国展開したいと思っているんだけど、無理だろうと思っていたけれども、今の話だったらできるかもしれませんね。じゃ、一回お金出してみましょうかという気持ちになりました」と。やるとは言いませんでしたが、気持ちになりましたと言いました。
 ですから、こういう仕組みでやれば、今までと違う動かし方ができるんじゃないかといったときには、それに乗りたい人たちはたくさんいるということだと思います。また、そういう機運が今、この国は自分たちの手でもう1回自立しようじゃないかという意気込みが非常に出ているわけなので、そういったことで、地域の循環経済のラウンドテーブル、それから、分散型エネルギーインフラ、そして、公共クラウド、そして、計画的な地域活性化、こういう一つ一つでぜひ我々、先導的なものを出したいと、このように思っております。いよいよ取りまとめも近づいてきているわけなんでありますが、ぜひそういったことであります。
 なお、坂村先生には、実はこれから安倍内閣の命運をかけて取り組む国家戦略特区というものがありまして、それ、私が担当大臣に今なりまして、そこにもご協力いただいて、先導的なすごいやつをやってやろうと。一方で、地域を元気にさせる、今までにできなかったやつを、今度は国策プロジェクトで地域活性化をやってみようと。こういうものを同時並行でやってもらおうと思っているんですが、大変ご協力いただいております。
 後藤先生のほうは今度は、規制緩和の分権改革推進会議で極めていい意見を言っていただいて、今までの概念をぶち壊すような意見でございまして。でも、それで進みましたね。ですから、バーチャルな規制緩和をやっていこうというようなことがほんとうに実現するような形になっております。
 山崎さんにも実は無理やりつき合ってもらってしまって、中心市街地活性化のほうを今、これからお願いすることになります。
 柏木先生はもう自分の学校に戻れないんじゃないかぐらいに、いろいろな政府のプロジェクトを入れていただいて、ますます皆さんそれぞれご協力いただきたいと思いますので、よろしくお願いします。
 特に中嶋さんのところとか島さんのところは、それから、中村さんのところもそうなんですけれども、現地に行きたいと思っていますので、私がお邪魔して目で確かめて、ぜひと思っていますから、そういったことでぜひこのご縁を大切に膨らませていきたいと思いますので、よろしくどうぞお願いいたします。

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