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市場画定は、競争状況の分析、評価に不可欠なものですが、定量的分析モデルを用いた客観的分析手法は確立しておらず、適切で現実的な分析のため、学術的な検証を広く進めていく必要があります。そこで、総務省では、現在、平成15年度実施細目の中で示している定量的分析モデルについて、京都大学大学院経済学研究科依田研究室と共同して研究を進めているところです。
今回のカンファレンスは、学術的な議論を活発に交わす場であるとともに、その共同研究の内容を広く明らかにし、また、有識者の専門的な立場からの議論を公開することによって電気通信事業者等がこの問題に理解を深める一助となることを目的として、京都大学大学院経済学研究科と総務省が共同で開催するものです。 |