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第三世代移動通信システム(IMT-2000)については、平成13年10月にW-CDMA方式が、平成14年4月にCDMA2000方式がそれぞれ導入され、既に加入者数は3,373万(平成17年6月末)となり、第2世代から第3世代への移行が進みつつあります。

総務省は、このように増大する移動通信需要に対応すべく、平成15年10月に公表した「周波数の再編方針」において、中期的(5年以内)には1.7GHz 帯等を中心に、約330〜340MHz 幅の周波数を移動通信システム用として確保するよう再編することとしています。これを受けて、本年7月には、1.7GHz 帯又は2GHz 帯の周波数を使用する特定基地局の開設に関する指針等を決定したところです。
以上の状況を踏まえ、情報通信審議会が本年5月30日に一部答申した「1.7GHz 帯におけるIMT-2000(FDD方式)の技術的条件」及び「2GHz 帯におけるIMT-2000(TDD方式)の技術的条件」を受け、技術基準等に関して必要な関係規定の整備を行うものです。 |