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報道資料

平成21年3月11日

無線設備規則の一部を改正する省令案等に係る電波監理審議会からの答申及び意見募集の結果

ラジオゾンデの高度化に関する規定の整備について

  総務省は、ラジオゾンデの高度化に関する規定の整備のため、無線設備規則の一部を改正する省令案及び周波数割当計画の一部変更案(以下「諮問省令案等」という。)について、本日、電波監理審議会(会長:濱田 純一 東京大学副学長)から原案が適当である旨の答申を受けました。
  また、諮問省令案等及び関係する省令案について、平成21年1月22日(木)から同年2月20日(金)までの間、意見募集を行ったところ、特に意見はありませんでした。
  総務省は、本件答申等を踏まえ、関係省令等を改正する予定です。

1  改正の背景

  ラジオゾンデとは、気球、航空機等に設置して、上空における大気の気温、湿度、気圧、風向・風速等の気象情報を地上に送信する無線設備です。
  現在、天気予報等を行うための気象観測においては、上空の大気を直接測定するために、ラジオゾンデを利用して、高層気象観測が行われていますが、多地点同時観測や短時間連続観測などのニーズが多様化してきている中、ラジオゾンデの使用周波数は404.5MHzの1波のみであり、混信の回避のためには、複数の周波数が必要となってきています。
  これを踏まえ、本件は、ラジオゾンデの高度化が可能となるよう、制度の改正を行うものです。

2  改正の概要

  • ラジオゾンデに指定できる電波の型式及び周波数並びに空中線電力の追加
  • 403.3MHz以上405.7MHz以下の周波数の電波を使用する気象援助局(ラジオゾンデのものに限る。)の技術基準の整備
  • 403.3MHz以上405.7MHz以下の周波数の電波を使用する気象援助局(ラジオゾンデのものに限る。)の試験項目の追加
  • ラジオゾンデに使用できる周波数を規定

3  今後の予定

本件答申及び意見募集の結果を踏まえ、速やかに関係省令等を改正する予定です。
問い合わせ先
・無線設備規則の一部を改正する省令案、その他関係する省令改正案について
連絡先 総合通信基盤局電波部基幹通信課重要無線室
担当 伊沢課長補佐
菅野重要無線係長
住所 〒100-8926
東京都千代田区霞が関2−1−2 中央合同庁舎2号館
電話 (直通)03-5253-5888 (代表)03-5253-5111内線5888
FAX 03-5253-5889
e-mail j-musen _atmark_soumu.go.jp
       スパムメール対策のため、「@」を「_atmark_」と表示しております。
送信の際には、「@」に変更してください。
・周波数割当計画の一部を変更する告示案について
連絡先 総合通信基盤局電波部電波政策課
担当 星周波数調整官
長澤第三計画係長
電話 (直通)03-5253-5875 (代表)03-5253-5111内線5875
FAX 03-5253-5940
e-mail frequency-plan_atmark_ml.soumu.go.jp
       スパムメール対策のため、「@」を「_atmark_」と表示しております。
送信の際には、「@」に変更してください。
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