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春に続き、広島市で「夏休み電波教室」を開催
放送局、携帯電話基地局設備、電波監視施設などを見学

 
 

 中国総合通信局(局長:黒瀬泰平)では、広島市こども文化科学館との共催により、平成26年8月7日(木)、広島市において「夏休み電波教室」を開催しました。

 この教室は、子どもたちに、電波を利用する施設の仕組みや電波の原理を理解し、科学や技術に対する興味を持っていただくことを目的に春休みに引き続いて開催したものです。

 当日は、小学生18名とその保護者の方々合計34名に参加いただき、(株)中国放送及びKDDI(株)の協力を得て、テレビ・ラジオ放送局内の施設及び携帯電話用移動基地局車のほか、中国総合通信局の電波監視施設・中型移動電源車の見学を行うとともに、電波の歴史や原理、制度などについて勉強しました。

 当日は、台風の影響等で天候が心配されましたが、開始時には、むしろ暑さを心配するほどのお天気となり、電波適正利用推進員も見守る中、スタジオ内ではアナウンサーに扮して写真を取ったり、屋外に展示された移動基地局の電動アンテナタワーなど一部の機器を実際に操作してみるなど、子どもたちも楽しく熱心に勉強していました。

 近年、電波の利用はますます高度化し、高機能の携帯電話や移動受信が可能な地上デジタルテレビなどが日常生活に浸透する一方で、電波そのものについての理解や勉強の機会は少なくなっています。

 しかしながら、次の時代のわが国の国際競争力を高める観点からも、若い世代の人材育成が重要であり、例えば、アマチュア無線を通じて自ら電波を発射する経験を持ったり、国家資格の受験を通じて子どもたちが自信と誇りをもって科学を学ぶことをお勧めするなどの取り組みも考えられます。

 中国総合通信局では、今後も、地域の皆様、特に若い世代と関係を大切にして様々な施策に取り組み、地域の発展に貢献していきたいと考えております

 なお、この教室の模様は動画(中国総通局チャンネル)配信を予定しています。
 

 

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生放送直前のスタジオを見学

電動アンテナタワー付の
携帯電話基地局車(右奥)と
移動電源車の見学

 

 

連絡先
 無線通信部企画調整課/電話:(082)−222−3355

 

 


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