レポ記事

世界遺産「石見銀山遺跡エリア」で新たな観光Wi-Fiがスタート!
島根県大田市が観光ナビ・公衆無線LAN運用開始式を開催


 島根県大田市と大田市観光協会は、平成26年7月19日、石見銀山世界遺産センターにおいて「大田市観光ナビ・公衆無線LAN運用開始式」を開催し、中国総合通信局から山下朝文情報通信部長が出席しました。
 今回運用を開始したのは、ユネスコ世界文化遺産に登録されている「石見銀山遺跡エリア」の観光案内で、エリア内の6ヶ所に設置された公衆無線LAN(Wi-Fi)と、AR(拡張現実技術)用アプリ「SkyWare」で構成される新しい観光 ナビゲーションシステムです。観光客の持っているスマートフォンやタブレット端末を使って、遺跡や関連施設の詳しい案内表示(コンテンツ)を読んだり音声ガイドを聞くことが出来ます。
 コンテンツは、遺跡や町並みなどエリア内の78ヶ所で表示され、そのうち26ヶ所では日本語の音声ガイドが聞け、英語・中国語・韓国語による表示もされるなど、高齢者や外国人観光客にも優しい仕組みが取り入れられており、 看板などが立てられない世界遺産地区の新たな観光案内手段として大いに期待されています。
 また、今回の観光ナビゲーションシステムに対しては、中国総合通信局が事務局となっている、「山陰・山陽スマート観光プロジェクト推進協議会」(会長:相原玲二 広島大学教授)の会員による音声ガイドの作成やコンテンツの 多言語化が行われ、運用開始に向けた協力・支援を取り組みました。
 中国総合通信局では、今後も協議会と連携し、中国地域における『スマート観光』の導入と普及に向けて、様々な取り組みを進めてまいります。

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観光客でにぎわう
岩見銀山世界遺産センター前
(ゆるキャラの「らとちゃん」登場)

運用開始式の様子
(左:竹腰大田市長、中央:山下
情報通信部長)

 

 

連絡先
 情報通信部 情報通信連携推進課/電話:(082)222−3408

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