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平成26年度 SCOPE 新規研究開発課題の採択通知書交付式を行いました
中国管内で地域ICT振興型研究開発(フェーズI)1件を採択


 中国総合通信局(局長:黒瀬泰平)は、平成26年度戦略的情報通信研究開発推進事業(SCOPE)に新規採択された研究課題1件について、採択通知書の交付式を平成26年7月25日に当局局長室で行いました。

 本年度、新たに採択された研究開発課題は次のとおりです。

   地域ICT振興型研究開発 (フェーズI)
   研究開発課題名: 妊娠・出産・育児支援コミュニティ・ネットワークの研究開発
    ( 研究代表者: 川崎医科大学 教授 中田 雅彦 氏 )

 交付式では、黒瀬局長から、研究代表者の中田氏に対して採択通知書を交付するとともに、「提案内容は、少子化対策や女性の社会進出など、社会問題の解決に大きく寄与するものであり、是非、社会実装が進むような仕組みを作っていただくことを期待します。」と挨拶しました。
 交付式後に行われた歓談では、中田氏から、「近年、核家族化により社会的な人間の繋がりが少なくなる中で、妊婦は、妊娠・出産・子育てや将来的な不安などを抱え、孤立している状況にある。このような中、妊婦の持っている母子手帳という非常に限られた情報と、電子カルテという膨大な情報を融合させ、医療関係者と妊婦のコミュニケーションを図るツールを作れないものかと考えたのが最初の発案となった。 更には、妊婦同士や自治体・行政なども参加するコミュニケーションツールとしても発展させていきたい」との抱負が述べられました。
中国総合通信局では、研究開発と社会実装の両面で、先進的ICT利活用モデルの構築を応援していく考えです。

 

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黒瀬局長(左)から田中雅彦氏に
採択通知書を交付

歓談の様子

 

 

連絡先
 情報通信部情報通信連携推進課/電話:(082)−222−3408 

 

 


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