レポ記事

情報化シンポジウム広島’14
一般社団法人広島県情報産業協会「30周年記念式典」が開催される


 平成26年10月21日(火)から24日(金)まで、広島市内において 「IT融合によるイノベーション創出」をメインテーマとした「情報化シンポジウム広島’14」が開催されました。
 今年は広島県情報産業協会創立から30周年となることから、21日に記念式典が開催されました。
 冒頭、福井会長から「全国で最初に社団化して以来、皆様の支援により30周年を迎えることができた。次の30年の始まりとして新たなビジョンと戦略を立て、地域社会に貢献していきたい。」と挨拶がありました。
 中国総合通信局の黒瀬局長が来賓として出席し、「30年前に通信の自由化がスタートし、新たなサービスが次々と現れ、その後大きく変化しながら発展してきた。今日では『いつでも・どこでも・誰とでも』の通信が実現された。イノベーションを育む場として戦略的に情報通信を活用する時代が幕を開け、その中にあって協会の活動は大きな役割を果たされるものと思う。」と祝辞を述べました。 
 

第18回 HiBiS インターネットビジネスフォーラム2014(ビジネス事例発表会)
において、最優秀ビジネス事例を「中国総合通信局長賞」として表彰
 

 情報化シンポジウム広島’14の最終日となる24日には、広島県情報プラザ(広島市中区)において、広島県情報産業協会の特別委員会 「広島インターネットビジネスソサイエティ(以下、「HiBiS」)」が主催する「第18回HiBiSインターネットビジネスフォーラム2014」において、ビジネス事例発表会が開催され、当日は約150人の参加者によって会場が埋め尽くされました。
 開会にあたっては、HiBiSの椿会長から「このフォーラムでのコンテストは、優れたビジネス・プランを選定することで、企業の知名度を上げ、事業化や成長につながる良いチャンスにしてほしい。また、学生の部では、若い人たちの柔軟な発想や新たな感性で広島が活性化すると共に、学生にとっても社会人基礎力養成のための貴重な経験の場となる。次回は、さらに多くの方々の応募を期待する。」と挨拶がありました。
 中国総合通信局はICT利活用の促進の一環として、中国地方のICT関連企業のスキルアップやICTベンチャーの支援に取り組んでおり、この「ビジネス事例発表会」では、平成24年度から「企業の部」の最優秀ビジネス事例に輝いた提案を「中国総合通信局長賞」として表彰しています。
 また、今年からはICT若手人材の育成と、学生ICTベンチャー起業の支援として「学生の部」で最優秀ビジネス事例に輝いた提案も、「中国総合通信局長賞」として表彰いたしました。
 当日の発表会では、多数の応募の中から厳正な審査を経て選ばれた「優秀ビジネス事例」について、【学生の部】6件、 【起業の部】4件のプレゼンテーションが順次行われました。
 最終審査の結果、【学生の部】は、近畿大学の後藤貴行さん、福山大学の大谷武嗣さんのチームが、 【企業の部】では、クランチタイマー株式会社 代表取締役社長 佐々木宏太 氏が それぞれ最優秀ビジネス事例に選ばれ、「中国総合通信局長賞」に輝きました。
 中国総合通信局は、今後も「スマートICT」の利活用の促進に向け関係機関と連携し、地域のICT関連企業やICTベンチャーを応援する取り組みを進めてまいります。

 

レポ記事PDF版印刷はこちらPDF[1,442KB]
 


広島県情報産業協会
30周年記念式典の模様 

最優秀ビジネス事例の
局長表彰の模様 

 

 

連絡先
 情報通信連携推進課/電話:(082)222−3471

ページトップへ戻る