山口県山口市で「放送技術セミナー」を開催

　 中国総合通信局（局長：黒瀬 泰平）は、中国受信環境クリーン協議会と共催で、放送受信障害等の防止及び解消に関する知識の普及・向上を目的とした「放送技術セミナー」を、平成28年2月16日（火）、山口県山口市において開催し、放送事業、流通販売業、電気通信事業、電気事業者等、約50人の参加がありました。
　 セミナーでは、まず、『解決困難な電波障害の事例と分析』について、関東総合通信局 電波障害分析課 金子 稔課長から、電子機器や家電製品等、思いもよらない身近な設備からの電磁波などが原因となった放送受信の障害事例や、放送関係の設備が原因となって他の無線局等に障害を与えていた事例を取り上げ、その原因と対策について解説しました。
　 続いて、『平成27年度電波監視の概要』について、中国総合通信局 電波監理部村田 光由部長から、良好な電波利用環境を確保するための電波監視の概要と中国管内の不法無線局対策等の取組みの現状について説明しました。
　 最後に、『ラジオ聴取のススメ』と題して、地元ラジオ局の山口放送（株）からFM補完局整備等、災害時に頼りにされるラジオ局としての取組について、また、（株）エフエム山口から、開局30周年事業としてご当地アイドル創出企画「アイ☆たん」の展開等、若者を惹きつける取組が紹介されました。
　 中国総合通信局では、今後もこのようなセミナーを通して放送等受信障害の解消に向け関係機関と連携して取り組んでまいります。

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関東総合通信局　電波監理部
電波障害分析課　金子　稔課長

中国総合通信局　電波監理部
村田　光由部長