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「放送セミナー2016」を開催

地方創生に向けた地域メディアの戦略的活用とは

  中国総合通信局(局長:菊池 昌克)は、 中国情報通信懇談会及び松江市と共催により、平成28年10月28日(金)、松江市において、自治体や地域の放送事業者等が連携し、地方創生の推進に向けた放送・映像メディアの戦略的な活用方策について探ることを目的として「放送セミナー2016」を開催し、放送関係者、コンテンツ制作関係者、自治体、大学等から66名の参加がありました。
  最初に、『「くまモン」のブランド戦略とNEXT STAGE』と題して、熊本県くまもとブランド推進課主幹 四方田(よもだ)氏から、「これまで、関西でくまモンを話題化するためにSNSを活用した参加型のPR活動の展開、熊本を売りこむために動画配信を用いたくまモンによる営業活動、イラスト利用の無料化によるくまモンと熊本県の認知度向上等に取り組んできた。成功要因としては、トップの理解と支援が大きい。これからも、熊本の復興のためにくまモンを活用してチャレンジしていきたい。」とのお話がありました。
  次に、『地域活性化へ近隣CATV連携による可能性と共同制作番組への展開』と題して、株式会社サンテレビジョン技術局 小畑氏から、「「おっサン委員会」と名打って、サンテレビジョンと周辺CATVとネットワークを作り番組を共同制作している。また、防災協定も締結し横のつながりができ災害時に有効である。今後は、共同番組素材を蓄積し海外も視野にいれた素材販売を検討していきたい。」とのお話がありました。
  最後に、『メディアミックスによる地域密着と情報発信』と題して、山陰ケーブルビジョン株式会社常務取締役 原田氏から、「地元テレビ局と当社で地域情報の提供をコラボすることや地元テレビ局と島根県内CATV各社で番組を共同制作することで地元を盛り上げている。当社のデータ放送で地元のFM放送やくらしの情報をテレビ端末で視聴することができると顧客に喜ばれている。今後は、高齢者と若者はどのような情報を求めているのかを探っていきたい。」とのお話がありました。
  講演終了後の情報交換会には、約40名が参加して講師や参加者間での意見交換が積極的に行われました。
  中国総合通信局では、今後も放送メディアの地域貢献やさまざまなシーンの利活用を促進します。

<講演資料>
 ・地域活性化へ近隣CATV連携による可能性と共同制作番組への展開PDF【1.51MB】
 ・メディアミックスによる地域密着と情報発信PDF【3.29MB】

PDF版はこちらPDFPDF【225KB】

主催者挨拶 中国総合通信局
局長 菊池 昌克

講演1 熊本県
四方田 亨二氏

  講演2 小畑 泰寛氏

講演3 山陰ケーブルビジョン(株)
原田 光明氏

    情報交換会の様子
連絡先
  放送部 放送課/電話:(082)222−3382

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