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山口市で「サイバーセキュリティセミナーin 山口 2017」を開催

「知る・守る・続ける」サイバーセキュリティ

  中国総合通信局(局長:菊池 昌克)は、中国情報通信懇談会、山口県警察本部(生活環境課)、一般財団法人山口県ニューメディア推進財団と共催し、「サイバーセキュリティセミナーin山口2017」を平成29年2月3日(金)に山口県山口市内で開催し、一般企業や個人、情報通信関係企業、行政機関などから76名の参加がありました。

  本セミナーは、サイバーセキュリティ月間(2月1日から3月18日まで)の参加行事として、安心・安全な情報通信ネットワーク社会の実現を目指し開催したもので、国、通信事業者、山口県警察本部から3名の講師を迎え、サイバーセキュリティに関する最新動向等について講演いただきました。

  はじめに、総務省情報流通行政局情報セキュリティ対策室 山田 隆裕課長補佐から、『総務省におけるサイバーセキュリティ政策の最新動向』と題して、政府全体のサイバーセキュリティ戦略の取組状況、IoT機器・サービスが普及する中で実際に発生しているIoT機器に対するサイバー攻撃の事例、サイバーセキュリティの確立のために総務省が力を入れているIoTサイバーセキュリティアクションプログラム2017の取組内容など、最新の政策について掘り下げて紹介がありました。

  続いて、NTTコミュニケーションズ株式会社 情報セキュリティ部部長 セキュリティ・エバンジェリスト 小山 覚 氏から、『企業に対するサイバー攻撃の実態と対策− NTTコミュニケーションズの事例紹介−』と題して、マルウェアによる個人等を狙った標的型攻撃の特徴、過去の情報漏えい事故の事例から得た教訓、さらには、実際に攻撃を受けたことによる自社のセキュリティリスクマネジメントの見直し作業から得られた教訓、などサイバーセキュリティ対策の責任者として取り組まれている事例について、分かりやすくお話しいただきました。

  最後に、山口県警察本部生活環境課サイバー犯罪対策担当 課長補佐 伊藤 啓二 氏から『サイバー犯罪の現状と対策』と題して、偽サイトやオークションに関するトラブルの相談が急増していること、インターネットバンキングの不正送金による被害状況、ランサムウェアによる犯行の手口の実例などについて紹介いただき、身近で大変参考になる内容でした。

  中国総合通信局では、今後もセミナー等を通じて、日々進化・深化するサイバー攻撃に対するサイバーセキュリティ対策の推進に取り組んでまいります。  

<講演資料>
 ・総務省におけるサイバーセキュリティ政策の最新動向PDF【6.64MB】
 ・企業に対するサイバー攻撃の実態と対策−NTTコミュニケーションズの事例紹介−PDF【7.1MB】
 
     PDF版はこちらPDF[133KB]

 

【講師:総務省情報流通行政局
情報セキュリティ対策室 山田課長補佐】

【講師:NTTコミュニケーションズ(株)
  情報セキュリティ部
部長 セキュリティ・エバンジェリスト
小山 覚 氏】


 
連絡先
  情報通信部 電気通信事業課/電話:(082)222−3375

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