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広島市で「放送技術セミナー」を開催

放送等受信障害対策事例及び4K・8K放送への取組を紹介

  中国総合通信局(局長:菊池 昌克)は、中国受信環境クリーン協議会と共催で、放送受信障害等の防止及び解消に関する知識の普及・向上を目的とした「放送技術セミナー」を、平成29年2月28日(火)、広島市において開催し、放送事業、流通販売業、電気通信事業、電気事業者等、80名を超える参加がありました。

  セミナーでは、まず、『解決困難な電波障害の事例と分析』と題して、関東総合通信局 電波障害分析課 芦澤  宏和 課長から、総務省が行っている無線設備試買テストの概要説明後、無線局、電子機器、家電製品等からの不要発射による、受信障害の事例を取り上げ、その原因と対策について解説しました。
  続いて、『スーパーハイビジョン実用放送に向けた取り組みと課題』と題して、日本放送協会技術局 送受信技術センター企画部 副部長 水口 章 氏から、NHKが2016年8月1日より試験放送を開始したスーパーハイビジョンの魅力や、2018年12月1日からの実用放送開始に向けた取り組み、技術的な課題等について説明し、東京オリンピック・パラリンピックが開催される2020年に多くの視聴者が4K・8K番組を楽しんでいることを目指すためには、放送事業者をはじめ、テレビ受信機メーカー、家電販売店・工事店等がオールジャパン体制で取り組む必要があると力説されました。
  また、当該セミナーに併せて、NHK広島放送局との共催で、「8Kスーパーハイビジョンテレビの視聴体験」を実施し、セミナー参加者や一般の皆さんに超高精細カメラがとらえた「ルーブル美術館内のきめ細かな臨場感あふれる美しい映像」を視聴いただきました。

  中国総合通信局では、今後もこのようなセミナーを通して放送等受信障害の解消及び新メディアの受信環境整備に向け関係機関と連携して取り組んでまいります。

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関東総合通信局 電波監理部
電波障害分析課長 芹澤 宏和

日本放送協会 技術局
送受信技術センター企画部
副部長 水口 章 氏 

 
連絡先
  放送部 放送課/電話:(082)222−3382

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