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広島市及び岡山市で「サイバーセキュリティセミナー」を開催

 総務省中国総合通信局(局長:長塩 義樹)は、広島市及び岡山市において「サイバーセキュリティセミナー」を開催しました。

 本セミナーは、サイバーセキュリティ月間(2月1日〜3月18日)の参加行事として、安心・安全な情報通信ネットワーク社会の実現を目指し開催したもので、サイバーセキュリティの専門家を講師としてお迎えし、サイバーセキュリティに関する最新動向や政策、セキュリティ対策の重要性等についてご講演いただきました。

 広島市では、2月20日(水)にTKP広島平和大通りカンファレンスセンターにおいて、約50名の方の参加のもとに開催しました。
広島会場でのセミナーは、経済産業省中国経済産業局 中内地域経済部長の挨拶に引き続き、まず経済産業省商務情報政策局 サイバーセキュリティ課  課長補佐 石見賢蔵 氏から「サイバーセキュリティ経営の時代、備えは進んでいますか」と題してご講演いただき、経営者が実行すべきサイバー攻撃への対策や経済産業省が策定した「サイバーセキュリティ経営ガイドライン」など、主に企業において実施すべきセキュリティ対策についてご講演いただきました。
 続いて、広島県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課から「サイバー犯罪の現状と対策」と題して、年々巧妙化するサイバー犯罪の最新動向や取るべき対策などについて、標的型攻撃のデモンストレーションなども交えて、わかりやすくお話しいただきました。
 また、関係機関からの施策紹介として、一般社団法人JPCERTコーディネーションセンターから「工場に産業用IoTを導入する際のセキュリティ対策ガイド」について、当局からは「NOTICE」の取り組み及び「公衆無線LAN版安心・安全マーク」についてご紹介しました。

 岡山市では、3月5日(火)に岡山国際交流センターにおいて、約60名の方の参加のもとに開催しました。
 岡山会場では、当局 野尻情報通信部長が開会挨拶を行い、それに引き続いて、まず国立研究開発法人情報通信研究機構サイバーセキュリティ研究所主任研究員 伊沢亮一 氏から 「猛威を振るうサイバー攻撃の動向」と題してご講演いただき、サイバー攻撃を可視化する観測装置nicterの画像を用いたサイバー攻撃の現状やIoT機器の脆弱性を利用したサイバー攻撃とその対策方法などについて、ご講演いただきました。
 続いて、岡山県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課から「サイバー犯罪の情勢について」と題して、全国及び岡山県内におけるサイバー犯罪被害件数や動向、実際の被害事例、被害に遭わないための対策などについてお話しいただきました。
 また、関係機関からの施策紹介として、当局から「NOTICE」の取り組み、「サイバー防御演習」及び「公衆無線LAN版安心・安全マーク」について、経済産業省中国経済産業局から「中小企業の情報セキュリティ対策ガイドライン」及び「サイバーセキュリティお助け隊」についてご紹介しました。

 このたびのセミナーは、広島会場では経済産業省中国経済産業局との共催、岡山会場では経済産業省中国経済産業局及び中国情報通信懇談会との共催のうえ、岡山県情報セキュリティ協議会様のご後援をいただくなど、関係機関と協力のうえ開催したものです。
当局では、引き続き関係機関と協力し、セミナー等を通じて、深刻化するサイバー攻撃に対するセキュリティ対策の重要性について、周知啓発に取り組んでまいります。


《広島会場》
講師:経済産業省商務情報政策局  サイバーセキュリティ課 課長補佐 石見賢蔵 氏

講師:経済産業省 商務情報政策局
サイバーセキュリティ課
課長補佐 石見賢蔵 氏

講師:広島県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課

講師:広島県警察本部 生活安全部
サイバー犯罪対策課


《岡山会場》
講師:国立研究開発法人情報通信研究機構 サイバーセキュリティ研究所主任研究員 伊沢亮一 氏

講師:国立研究開発法人情報通信研究機構
サイバーセキュリティ研究所
主任研究員 伊沢亮一 氏

講師:岡山県警察本部生活安全部サイバー犯罪対策課

講師:岡山県警察本部 生活安全部
サイバー犯罪対策課

連絡先
  情報通信部電気通信事業課/電話:082-222-3375

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