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【ICT訪問記】地域ICTクラブ(プログラミング教室)の視察

 令和元年8月4日(日)、中国情報通信懇談会が開催した地域ICTクラブの視察に参加してきました。
 「地域ICTクラブ」とは、子どもたちが、野球クラブやサッカークラブのように学校外でもプログラミングなどのICTを楽しく学ぶことができる環境を整備し、世代を超えて知識・経験を共有する仕組みです。
 今回、視察した広島県三原市を拠点に活動する「地域ICTクラブ」は、一般社団法人RoFReC(代表:岡田 吉弘 氏)が、中心となり、行政、教育委員会、大学、地元企業、商店街などの協力を得て、プログラミング教室を開催し、子どもたちが、プログラミングしたコミュニケーションロボットを実際に商店街に設置するなど、地域の活性化にもつなげる活動を展開しています。

 ●プログラミング教室の様子
プログラミング教室の様子1
プログラミング教室の様子2

 

  •  子どもたちは、メンターからの指導のもと商店街へのヒアリングなどを行い、要望に添ってコミュニケーションロボットを動作させるためプログラミング作業を行いました。
  • メンターのフォローももちろんありますが、子どもたちが考えたことを積極的に発言し、主体的に作業に取り組んでいました。
  • 今回の視察では、地域(商店街)と連携しながら、子どもたちが楽しくプログラミングを学んでいく環境づくりに精力的に取り組む岡田代表の熱意と、子どもたちの笑顔が印象的でした。
  • プログラミン教室の成果として、8月9日〜11日に三原市で開催された「やっさ祭り」に併せて、プログラミングしたコミュニケーションロボット3体をJR三原駅周辺に設置し、市民や観光客の皆さんに三原の観光名所、名物などをPRしたそうです。
●プログラミング教室の終了後、参加者全員で記念撮影!
参加者全員で記念撮影
●ウェブサイト
  ・一般社団法人RoFReC
  https://www.rofrec.jp/

【編集後記】
 令和2年度からいよいよ小学校でのプログラミングが必修化されます。
 総務省では、プログラミングの必修化に向けて「地域ICTクラブ」の事業を支援しており、本事業は平成30年度に採択されたものです。
 今後とも、中国総合通信局では、地域で子ども・学生、社会人、障害者、高齢者等が、プログラミング等を学び合う「地域ICTクラブ」をサポートしてまいります。

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