平成22年10月14日
中国総合通信局

放送システムの安全性・信頼性向上に係る放送事業者への要請

〜放送中断事故に関し山口朝日放送株式会社を行政指導〜

中国総合通信局(局長:吉武 洋一郎)は、さる平成22年9月26日(日)に山口朝日放送株式会社のアナログ親局の放送が長時間にわたり中断したことから、本日、今後同様の放送の中断が発生しないよう、再発防止策の徹底等を図り、一層、放送システムの安全性・信頼性の向上に努めるよう要請しました。

本放送中断事故は、さる平成22年9月26日(日)7時34分頃から18時50分頃までの間に、3回、合計約1時間28分にわたり、電源設備のトラブルにより、YAB山口標準テレビジョン局(アナログ放送親局)の放送が中断したことから、同放送局から中継を受けている放送局(中継局)にも影響を及ぼし、山口県内全域約54万世帯でアナログ放送の中断があったものです。

 

【具体的な放送中断の日時】

 

当局では、平成22年10月1日に、YAB山口標準テレビジョン局(防府市:大平山)及び山口朝日放送株式会社本社(山口市)に赴き、無線設備、電源設備等の状況、事故の原因、管理体制等を確認するための臨時検査を行いました。

また本日、当該検査の結果を踏まえ、同社に対し、今後同様の放送の中断が発生しないよう、再発防止策の徹底を図るとともに、万一放送の中断があった場合においても、可及的速やかに復旧できるよう、迅速な復旧対応の確保を図り、一層、放送システムの安全性・信頼性の向上に努めるよう要請しました。

 

照会先 放送部放送課
電話 (082)222−3382
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