平成24年1月16日
中国総合通信局

平成23年度「技術セミナー」の開催について

−携帯向けマルチメディア放送の最新動向−

中国総合通信局(局長:高崎 一郎)は、中国受信環境クリーン協議会(会長:三山 秀昭 広島テレビ放送(株)代表取締役社長)と連携し、放送の受信障害の防止に関する知識の普及と防止対策の促進を図るため、下記のとおり「技術セミナー」を開催します。

本セミナーは、中国地方においても、今春より携帯向けマルチメディア放送の開始が予定されることから、マルチメディア放送のシステム、整備計画並び現状と将来展望について講演いただきます。

 

 

1 日時

平成24年1月26日(木) 14時から16時まで

2 場所

新山口ターミナルホテル 2階 クリスタルホール

(山口県山口市小郡下郷1292 TEL083−972−0002)

3 内容

 
(1)演題: 『スマートフォン向け放送局(NOTTV)の開局に向けて』
講師:

株式会社mmbi 取締役営業統括部長

 中谷 辰章(なかたに たつあき)氏

(2)演題: 『「モバキャス(V-Highマルチメディア放送)」の放送システムについて』
講師:

株式会社ジャパン・モバイルキャスティング 企画部シニアマネジャー

 蓑手 康史(みのて やすふみ)氏

4 定員/参加費

100名/無料

5 主催

中国受信環境クリーン協議会、中国情報通信懇談会

6 後援

総務省中国総合通信局、社団法人日本CATV技術協会中国支部、一般社団法人日本ケーブルテレビ連盟中国支部

7 申し込み方法

聴講を希望される方は、1月23日(月)までにFAXでお申し込みください。

(詳細は、開催案内(PDF 223KB)を参照してください。)

 


<参考>


○マルチメディア放送とは

地上アナログテレビ停波後の周波数のうち207.5MHz以上222MHz以下の周波数(V−High)を使用する携帯端末向け放送であり、動画・音楽のほか、新聞・雑誌・電子書籍・ゲームなどのコンテンツが、今後発売予定の携帯端末により提供される予定です。


○株式会社mmbi(http://mmbi.co.jp/)

認定基幹放送事業者(ソフト事業者)として、平成21年1月に設立されました。平成23年10月に、V−Highマルチメディア放送を行う移動受信用地上基幹放送の業務の認定を受け、V−Highマルチメディア放送(モバキャス)上で展開するスマートフォン向けの新たな放送局(NOTTV)として今春サービス開始を目指しています。


○株式会社ジャパン・モバイルキャスティング(略称:Jモバ)

(http://www.j-mobilecasting.com/)

基幹放送局提供事業者(ハード事業者)として、平成23年1月に設立されました。その後、平成23年2月に、前身の会社からV−Highを使用する特定基地局の認定開設者としての地位を継承し、モバキャスの放送設備、インフラの構築・運用を行っています。

中国地方においては、昨年、12月9日、「Jモバ広島MMH」の予備免許を受けたところです。モバキャスサービス開始は、今春を予定しています。

(報道資料)中国総合通信局ホームページ

http://www.soumu.go.jp/soutsu/chugoku/hodo_2011/2011ho073-1.html


○中国受信環境クリーン協議会とは

電気的原因や建造物などによる放送など無線通信の受信障害の防止を図ることによって、電波利用面における公共の福祉を増進することを目的に、昭和25年から昭和26年にかけて各地方で設立されました。現在、中央協議会(会長:一般財団法人情報通信振興会 理事長 岡井 元)と11の地方協議会議会(会長:民間放送事業者など)が設立されています。

なお、中国受信環境クリーン協議会は、昭和25年に設立され、中国総合通信局等の官公庁、NHK、民間放送局、電力会社、家電メーカー、無線工事業者等85団体で構成されています。

照会先 放送部放送課
電話 (082)222−3382
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