報道資料
平成26年3月20日
中国総合通信局
中国地域のLTE普及率が60%を超える
中国地域の電気通信サービスの普及状況(平成25年12月末現在)
中国総合通信局(局長:齊藤一雅)は、平成25年12月末現在の中国地域の電気通信サービスの普及状況を取りまとめましたので公表します。
主なポイントは次のとおりです。
<主なポイント>
- LTE(3.9世代携帯電話)の加入契約数は、1,912,425となり、前回(平成25年9月末現在)公表した契約数1,588,311から約32万(20.4%)加入増となり、急速に普及が進んでいます。LTEが、携帯電話の加入契約数の26.8%を占め、4つに1つの所持割合となりました。LTEによるブロードバンドサービス普及率が63.5%となり、FTTHアクセスサービスの42%を上回っています。
- ブロードバンドサービスの契約数は、4,029,865となり、前回(平成25年9月末現在)公表した契約数3,689,665から約34万(9.2%)増加し、LTEの増加に伴って急速に普及が進んでいます。
- 携帯電話及びPHSの契約数は、7,329,570加入となり、前回(平成25年9月末現在)公表した契約数7,279,605から約5万(0.7%)増加しています。
- ※ LTE(Long Term Evolution)とは、第3世代携帯電話と第4世代携帯電話との間の技術であるため第3.9世代携帯電話と呼ばれるブロードバンドアクセスサービス。 (NTTドコモ「Xi(クロッシィ)」、auグループ「au 4G LTE」、ソフトバンクモバイル「SoftBank 4G LTE」、イー・アクセス「EMOBILE LTE」)
- ※ FTTHアクセスサービスとは、光ファイバー回線でネットワークに接続するアクセスサービス
【普及状況】
参考 ブロードバンドサービスの種類
ブロードバンド
サービス |
FTTHアクセスサービス、DSLアクセスサービス、CATVアクセスサービス、FWAアクセスサービス、BWAアクセスサービス及びLTE(3.9世代携帯電話アクセスサービス)をいいます。 |
FTTH
アクセスサービス |
光ファイバー回線でネットワークに接続するアクセスサービス(集合住宅内等において、一部に電話回線を利用するVDSL等を含む)をいいます。 |
DSL
アクセスサービス |
電話回線(メタル回線)でネットワークに接続するアクセスサービス(ADSL等)をいいます。 |
CATV
アクセスサービス |
ケーブルテレビ回線でネットワークに接続するアクセスサービスをいいます。 |
FWA
アクセスサービス |
固定された利用者端末を無線でネットワークに接続するアクセスサービスをいいます。 |
BWA
アクセスサービス |
2.5GHz帯を使用する広帯域移動無線アクセスシステム(WiMAX等)でネットワークに接続するアクセスサービスをいいます。 |
LTE
(3.9世代携帯電話アクセスサービス) |
携帯電話等を用いて3.9世代移動通信システム(LTE※)でネットワークに接続するアクセスサービスをいいます。 |
- 【注1】「中国地域の携帯電話・PHSの普及状況」及び「中国地域のブロードバンドサービスの普及状況」は、これまで4半期ごとに、それぞれ別に発表しておりましたが、平成25年6月末現在からは統合して発表しています。
- 【注2】携帯電話は、都道府県別の加入契約数です。PHSは、中国5県の加入契約数の合計です。
- 【注3】携帯電話・PHSの普及率を算出するための分母となる人口数は、平成18年度末から平成21年度末までは「平成17年国勢調査(平成17年10月)」の人口数を使用しています。平成22年度末からは「平成22年国勢調査(平成22年10月)」の人口数を使用しています。
- 【注4】ブロードバンドサービスの普及率を算出するための分母となる世帯数は、平成18年度末から平成21年度末までは「平成17年国勢調査(平成17年10月)」の世帯数を使用しています。平成22年度末からは「平成22年国勢調査(平成22年10月)」の世帯数を使用しています。
- 【注5】ブロードバンドサービス契約数合計には、平成21年度末より「BWAアクセスサービス契約数」を、平成24年9月末より「LTE(3.9世代携帯電話アクセスサービス)」を含んでいます。
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