北海道総合通信局(局長 大矢 浩 (おおや ひろし))は、「北海道における地域映像活用調査検討会報告(平成19年3月30日)」(座長 武邑 光裕 (たけむら みつひろ)(札幌市立大学デザイン学部教授・附属図書館長))における提言を踏まえ、北海道の映像コンテンツ制作者の裾野を拡大させることを目的に、道内の高校生と教職員を対象とした映像制作ワークショップを開催します。
我が国ではブロードバンドネットワークの進展などにより、個人でも簡単に映像発信ができる環境が整いつつあり、さらに、映像制作機器の低廉化などによって、個人でも質の高い映像制作が可能な状況にあります。
また、著作権等のルールの理解度を高めることも重要であり、これらのルールを踏まえた上で、より質の高い地域映像を制作する地域映像制作者の裾野を拡大させるため、以下のとおり「高校生のための映像制作ワークショップ」を開催します。
ワークショップでは、高校の夏休み期間中に道内5都市で映像制作のための講義を行います。その後、参加者に10月までに映像を制作してもらい、11月中旬に今回と同じ開催地において、講義を担当した講師から映像の講評を行う予定です。
開催地 | 開催日 | 会場 |
---|---|---|
札幌市 | 平成20年7月30日(水曜日) | 札幌コンベンションセンター (申込みは終了しました。) |
苫小牧市 | 平成20年8月4日(月曜日) | 苫小牧市文化交流センター |
旭川市 | 平成20年8月5日(火曜日) | 旭川市民文化会館 |
釧路市 | 平成20年8月12日(火曜日) | 釧路市生涯学習センター |
帯広市 | 平成20年8月13日(水曜日) | 帯広市生涯学習部とかちプラザ |
道内の高校生及び高校の教職員
各会場定員50名 (参加費無料)
参加ご希望の方は、「高校生のための映像制作ワークショップ」と記入し、氏名、高校名、連絡先を明記の上、ファックス、電子メール、電話にてお申し込みください。(定員になり次第、締め切らせていただきますので、あらかじめご了承ください。)
なお、札幌会場はお申し込みを締め切らせていただきました。
北海道総合通信局 情報通信部 情報通信振興課
ファックス : 011-709-2482
電子メール : cont-ws@rbt.soumu.go.jp
電話 : 011-709-2311 (内線4718)
(電話によるお問い合わせは、土曜日、日曜日、祝日を除く、8時30分から12時まで、13時から17時までです。)
映像制作から放映までについて
映像制作の企画、構成、撮影、編集の基礎について
映像制作のための著作権の基礎知識
インターネットと著作権について
「クリエイティブ・コモンズ」(※)について
※映像などの作品を作者以外の人が利用する際の条件をわかりやすい形で表現する考え方。
道内の民間テレビ放送局で映像制作に携わっている方々
北海道総合通信局
北海道放送株式会社、札幌テレビ放送株式会社、北海道テレビ放送株式会社、北海道文化放送株式会社、株式会社テレビ北海道
「北海道における地域映像活用調査検討会報告(平成19年3月30日)」
北海道総合通信局は、北海道テレコム懇談会と共同で同検討会を開催し、映像コンテンツに関する現状、課題等について調査検討を行い、地域における「映像コンテンツ活用方策」として次のような提言を取りまとめました。
1 地域における映像コンテンツ流通の拡大のための方策
(1)観光・農業・食分野での活用方策例の提示
(2)地域住民の生活満足度向上に向けた活用方策例の提示
(3)地域コミュニティ形成に向けた活用方策例の提示(小規模な「映像制作講座」の開催の提案)
2 地域におけるコンテンツプロデュース機能の拡充のための方策
(1)ラインプロデュース能力の強化
(2)人材の育成確保
(3)資金調達の仕組みづくり
(4)資材調達の仕組みづくり
3 具体的取組の提言
(1)地域の映像メディアと地域住民とのマッチングの場づくり
(2)自治体とケーブルテレビ事業者等の連携
「映像制作ワークショップ参加者募集」リーフレット [PDF]
【本件報道発表に関するお問い合わせ先】
担当 : 情報通信部 情報通信振興課
電話 : 011-709-2311(内線 4712)