北海道総合通信局(局長 大久保 明 (おおくぼ あきら))は、8月10日(火曜日)、札幌市中央区
において、北海道札幌方面中央警察署と共同で、不法無線局の取締りを実施し、不法市民ラジオの無線局を開設し、運用した1名を電波法違反の疑いで摘発しました。
なお、同被疑者は、8月27日北海道札幌方面中央警察署に逮捕されました。
本件は、取締りを欺くため一瞬の操作で不法市民ラジオの周波数が発射できないように改造された不法市民ラジオの無線局を開設し、運用していたものです。
当局はこれまで、電波監視システムによる固定監視や現地での電波の探査を集中的に実施し、当該不法市民ラジオの設置場所及び運用者等の特定を行ってきました。
北海道札幌方面中央警察署では当局との共同取締りでの摘発を受け、被疑者が開設した不法市民ラジオの無線局について、電波法第4条違反の疑いで、本日、北海道北斗市在住の男性(36歳)1名を逮捕しました。
今後とも良好な電波利用環境を維持するため、さらに電波監視を強化し、不法無線局の排除に努めていきます。
<参考>
不法市民ラジオの概要、電波監視システムの概要、不法無線局に係る法律の適用条項については別紙のとおりです。
【本件報道発表に関するお問い合わせ先】
担当 : 電波監理部 調査課
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