この度の免許は、石狩振興局管内の札幌市、江別市、千歳市、恵庭市、北広島市及び石狩北部地区消防事務組合(石狩市、当別町、新篠津村)が工期を三期に分けて進めているデジタル無線整備事業の第一工期にかかる札幌市、江別市及び石狩北部地区消防事務組合に付与するもので、本無線局は北海道内で初めてのデジタル通信方式による消防救急無線局となります。本事業の工期である平成25年10月には、すべての自治体でデジタル消防救急無線の運用が始まることになります。
消防救急無線は、消防救急活動の重要な情報伝達手段として、これまでアナログ通信方式により運用してきましたが、デジタル通信方式にすることで、データ伝送による確実かつ効率的な消防救急活動の支援、無線チャンネルの増加及び通信の秘匿性向上による搬送患者の個人情報等の保護等の導入効果が図られることにより、これまでよりも地域生活に安心・安全が提供されることとなります。
なお、道内の他の自治体や広域消防組合では、平成27年度までにデジタル通信方式の無線局の整備に着手することとなっています。
別紙1 免許の概要
別紙2 消防救急デジタル無線システムの導入効果
別紙3 消防救急デジタル無線システムのイメージ図