報道資料

平成30年6月29日
北海道総合通信局

「強い北海道農業」をICT/IoTで実現

− 「北海道農業ICT/IoT懇談会」を開催 −
  北海道総合通信局(局長 藤本 昌彦(ふじもと まさひこ))は、農業にICT/IoTを積極的に活用することにより、北海道の農業が抱えている諸課題を解決し、「強い北海道農業の実現」を目的として、「北海道農業ICT/IoT懇談会」を開催します。

1 目的

  北海道の農業は、耕地面積が全国の約4分の1を占め、農畜産物の多くが生産量全国一位となっており、我が国の食料の安定供給に重要な役割を果たしています。
  しかしながら、その北海道農業の担い手である農家の高齢化や人口減少、労働力不足等が深刻な課題となっており、農作業の省力化・効率化を図るための手段として、ロボット技術やICT/IoTの利活用に大きな期待が寄せられています。また、ICT/IoT利活用の基盤となる光ファイバーによるブロードバンド環境についても、農畜産物の販路拡大に向けた映像情報の伝送が可能となることから、特に農地において未整備地域の解消が求められているところです。
  本懇談会では、上記諸課題を解決し、生産量全国一位を維持する「強い北海道農業の実現」を目指し、農業のロボット化・農業ビッグデータの利活用及びその基盤となる農地のブロードバンド整備の推進について検討を行うことを目的としています。

2 実施項目

(1) 農地のブロードバンド整備の推進に係る検討
(2) 「遠隔監視による無人作業システム」・「マルチロボット」を見据え、高精度・安全な農作業を目的とした農業ロボット化に係る検討
(3) 営農支援を目的とした農業ビックデータの利活用に係る検討
(4) その他、目的達成に関し必要な検討

3  構成員

4 スケジュール

第1回会合は、平成30年7月2日(月曜日)15時から開催し、それ以降の会合は順次開催する予定です。

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連絡先
■本報道資料に関するお問い合わせ
無線通信部 企画調整課
電話:011-709-2311(内線4622)

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