平成26年12月9日up
北海道総合通信局は、北海道モバイルコンテンツ・ビジネス協議会(略称:HMCC)及び独立行政法人情報通信研究機構(略称:NICT)との共催により、11月28日(金曜日)、札幌市内において「Entrepreneurs’ Challenge 北海道地区大会」を開催しました。
※「メンター」とは、自分自身の仕事やキャリアの手本となり、助言・指導をしてくれる人材のことで、メンターの助言・指導等が「メンタリング」です。
はじめに、北海道モバイルコンテンツ・ビジネス協議会 里見 英樹(さとみ えいき)代表幹事から「本イベントが北海道のICTベンチャーの機運が一層高まっていく契機になる機会として開催しました。」と挨拶があり、続いて北海道総合通信局 杉浦 誠(すぎうら まこと)局長から、「政府として、起業家精神を創発するICT関連施策パッケージをまとめ、総務省においても多数の施策を進めているので、本イベントと併せて北海道の経済活性化の一層の支援につながることを期待します。」と挨拶がありました。
プログラムの概要は次のとおりです。
北海道モバイルコンテンツ・ビジネス協議会
里見 英樹 代表幹事
北海道総合通信局 杉浦 誠 局長
「地方発のメガベンチャー! −地方特有の強みを活かし世界に通じるベンチャー企業を目指す −」
講師:BIJIN&Co.株式会社
代表取締役社長 田中 慎也(たなか しんや) 氏
東京と北海道でのビジネスの違いや東京以外の場所でビジネスを行う場合の視点や利点などについて、ご自身の経験を交えて、講演いただきました。
学生2チーム、ベンチャー企業5社から、ビジネスプランの発表がありました。それぞれの発表後にメンターから、課題や改善策等について、予定された時間だけでは足りないほどの温かい指摘があり、発表テーマの今後の発展につながるものとなりました。
【発表者、発表テーマ】
<学生の部>
<企業の部>
<メンター>
株式会社クリア 代表取締役 土門 亨(どもん とおる)氏
昨年度開催した「スタートアップイニシアティブin Hokkaido」において「ソーシャルメディアアプリ『毎日がラーメン』」により「最優秀賞」「NICT賞」を受賞し、北海道地区代表として「起業家万博」(平成26年3月6日開催)に出場した経験とその後の成果を報告していただきました。
審査の結果、株式会社INDETAIL 代表取締役 坪井 大輔 氏の「moremall」がNICT賞を受賞し、平成27年3月4日に東京都内で開催される「NICT Entrepreneurs’Challenge 2Days」起業家万博への出場権を獲得しました。
イベントの最後に、メンターの皆様からの講評を受け、独立行政法人情報通信研究機構 和久屋 聡(わくや さとし)部門長から「非常に有益なイベントとなった。来年も同じように盛り上がるイベントを企画するので、またお会いしましょう。」と閉会の挨拶があり、終了しました。
「NICT賞」を獲得した 株式会社INDETAIL
代表取締役 坪井 大輔 氏(写真中央)
独立行政法人情報通信研究機構
和久屋 聡 産業振興部門長
総務省では、ベンチャー企業や大学等による新技術を用いた事業化等への挑戦に対し、常時応募可能な支援を行う「ICTイノベーション創出チャレンジプログラム(I-Challenge!)」やICT分野において、大いなる可能性がある奇想天外で野心的な技術課題に挑戦する独創的な人材を支援するための「異能(inno)vationプログラム」など、引き続きICT分野における我が国発のイノベーション創出に取り組んでいきます。