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「テレメーター・テレコントロールの高度利用に関する調査検討会」を開催

平成27年6月15日up

  北海道総合通信局は5月15日(金曜日)電波を使用したテレメーター・テレコントロールの高度な利用方法について、電波の有効利用の促進に資することを目的に、当局をはじめ、自治体、大学、通信機器メーカー、農業関係機関等による委員構成で「テレメーター・テレコントロールの高度利用に関する調査検討会」(座長:北海道大学大学院情報科学研究科 大鐘 武雄(おおがね たけお)准教授)を設置しました。

  北海道の主要産業である農林水産業は、広大な面積を有するが故の課題のほか、担い手不足、高齢化、国際競争の激化などの多くの課題を抱えています。 これら課題の解決のため、ICTを有効利用した産業の効率化と高度化に向けた取組が進められております。なかでも各種センサーやカメラ画像により収集したデータの活用や様々な機器の遠隔制御等、カバーエリアが広く、低価格で導入できる小型・軽量なテレメーター・テレコントロールシステムの実現が期待されています。

  このようなことから、本調査検討会では、さまざまなフィールドで活用されているテレメーター・テレコントロールについて、現状と課題を明らかにした上で、陸上及び上空での高度利用のための技術的検証を交えた調査検討を行うこととしています。

第1回検討会画像

検討会の様子

  第1回会合では、調査検討の概要、技術試験項目、全体スケジュール等の確認の後、総務省から「ロボットの電波利用に向けた取り組み」、北海道大学から「ICTの農業への活用」について紹介を受け、意見交換等が行われました。

  今後は平成28年1月を目途に公開実証試験を含む6回程度の会合を開催し、農林水産業のほか、非常災害時等での活用を含め、テレメーター・テレコントロールの高度利用方法について報告書を取りまとめる予定です。

調査検討システムのイメージ画像

システムのイメージ

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