総務省では、グローバル競争が激化する中で、イノベーションの担い手として期待される情報通信分野の中小・ベンチャー企業等や起業家を目指す方への支援を行っており、その一環として、2017年3月にビジネスプランコンテスト「起業家甲子園」「起業家万博」全国大会を開催します。
その全国大会の予選として、平成28年11月18日(金曜日)、北海道総合通信局は、北海道モバイルコンテンツ・ビジネス協議会(以下、HMCC)と共催で「起業家甲子園・起業家万博 北海道大会2016」を開催しました。
学生を対象とした「起業家甲子園」では3校6チーム、企業を対象とした「起業家万博」では5社が参加し、それぞれがICTで身近な課題を解決する独自のビジネスプランについて、5分間のプレゼンテーションを行い、国立研究開発法人情報通信研究機構(以下、NICT)の「ICTメンタープラットフォーム」に登録されているメンター(※)によるメンタリングと審査を受けました。
※「メンター」とは、自分自身の仕事やキャリアの手本となり、助言・指導をしてくれる人材で、メンターの助言・指導等が「メンタリング」です。
NICTの「ICTメンタープラットフォーム」は、ICT業界等で活躍する方々で組織されており、プロフェッショナルな視点で起業家やベンチャー企業をサポートし、ICT分野の事業化を促進します。
審査は「的確性」「新規性」「実現性」「市場性」「優位性」の5観点で行われ、起業家甲子園では、北海道情報専門学校のチーム「Green」、起業家万博では「株式会社未来シェア」が全国大会挑戦権を獲得しました。
プラン名:「フードモニター −リアルタイム食品管理サービス−」
食品製造会社に向けて、加工に必要な温度や湿度などの環境情報をクラウドで提供する。
“おばあちゃんの漬け物”のような家庭の味の再現にも役立つ
チーム「Green」<中央>と
メンター田中 邦裕(たなか くにひろ)氏(さくらインターネット社長)<後列右>
プラン名:「Smart Access Vehicle(SAVサブ)の普及へ向けて」
多数の乗車要求と多数の走行車両から最適な組み合わせを計算しAIを活用する乗合い交通システム
株式会社未来シェア 松舘(まつだて)代表取締役<左>
とメンター田中 慎也(たなか しんや)氏(BIJIN&Co.社長)