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「電波の安全性に関する説明会」を開催

平成29年3月9日

  総務省では、安心で安全な電波利用環境を整備するため、人体や医療機器などに対する電波の影響に関する調査・研究や安全基準の策定、制度化に取り組むと共に、全国で周知啓発に取り組んでいます。
  その一環として北海道総合通信局は、2月16日(木曜日)、札幌市(北農健保会館)において、電波の安全性について理解を深めていただくことを目的とした説明会を開催しました。

  最初に「電波の安全性に関する総務省の取組」として、総務省総合通信基盤局電波部電波環境課長 坂中 靖志(さかなか やすし)から電波が健康や医療機器に与える影響、電波の安全基準や研究動向等を説明しました。

  次に「医療機関において安心・安全に電波を利用するために」と題して、北海道大学 野島 俊雄(のじま としお)名誉教授から、携帯電話からの電波による植込み型心臓ペースメーカや医用電気機器への影響について実験調査結果の説明や各種指針の活用が重要であるとの説明がありました。

説明会の様子

  最後に「無線LANの安全な利用に向けて」と題して、一般社団法人ICT−ISAC 佐藤 晴樹(さとう はるき)事務局長から、無線LANの提供者としての管理方法や利用者としての安全な利用方法について説明がありました。

  質疑応答では、Wi-Fiの院内使用に関する安全性などの複数の質問が出されるなど、参加者の関心の高さがうかがえました

  北海道総合通信局では、今後も電波の安全性について理解を深めていただくため、「電波の安全性に関する説明会」を定期的に開催します。

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