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平成28年度 起業家甲子園・起業家万博(全国大会)を開催
−北海道地区から北海道情報専門学校、株式会社未来シェアが出場−

平成29年3月31日up

  総務省及び国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、平成29年3月7日(火曜日)及び8日(水曜日)に東京都内のコクヨホールにおいて、ICTを活用したビジネスプランコンテスト「平成28年度 起業家甲子園・起業家万博」(全国大会)を開催しました。

  このイベントは、地域発ICTベンチャー創出による地域活性化を図るための一環として、毎年、開催しているもので、北海道地区からは、昨年11月に札幌市で開催した「起業家甲子園・起業家万博 北海道大会2016」※で全国大会挑戦権を獲得したチーム、企業が出場しました。
※「起業家甲子園・起業家万博 北海道大会2016」のトピックス
https://www.soumu.go.jp/soutsu/hokkaido/C/u-Land/20161115.html別ウィンドウで開きます

【起業家甲子園】平成29年3月7日(火曜日)開催

  「起業家甲子園」は、全国から選抜された学生がICTを用いたビジネスプランを競い合うコンテストで、今年度は8チームが出場、北海道地区からは北海道情報専門学校所属のチーム「Green」が「フードモニター〜リアルタイム食品管理サービス〜」と題したプランを発表し、協賛企業特別賞を受賞しました。
(プランの概要)
  食品製造会社において、食品の加工や熟成を行っている場所の温度や湿度など様々な環境情報を収集し、その情報を端末ですぐに確認可能となるクラウドサービス。

北海道情報専門学校所属チーム「Green」

北海道情報専門学校所属チーム「Green」の発表

受賞の様子1

協賛企業特別賞(Jig.jp特別賞)を受賞

チーム「Green」は、今大会にさきがけて、NICTが全国大会出場予定者にグローバルマインドを身につける機会を提供するため実施する「シリコンバレー起業家育成プログラム」に参加し、アメリカ・シリコンバレー在住のICTベンチャーとの交流や地元で活躍するベンチャー起業家等からの講義を通じて、よりブラッシュアップしたプランで大会に臨みました。

【起業家万博】平成29年3月8日(水曜日)開催

  「起業家万博」は、全国各地の有望なICTベンチャー企業がビジネスプランを紹介し、資金調達・販路拡大などのビジネスマッチングを促進するイベントで、全国から8企業が出場、北海道地区からは、公立はこだて未来大学発のベンチャー「株式会社未来シェア」が「Smart Access Vehicle(SAV)による新型交通サービスの普及」と題したプランを発表し、協賛企業特別賞を受賞しました。

(プランの概要)
  交通機関の格差解消を目指し、オンデマンドによる乗合い交通システムSmart Access Vehicle(SAV)を社会に普及させようとするプラン。多数の乗車要求と多数の走行車両の中から最適な組み合わせをクラウド上で計算し、リアルタイムに完全自動(無人)で乗合い配車ルートを決定する。組み合わせ数が増える程、限界に近づく乗合い計算をAIが解決する。

受賞の様子2

株式会社未来シェアの代表取締役 松舘 氏(中央)と公立はこだて未来大学教授で同社代表取締役社長の松原 氏(右)
協賛企業特別賞(NTTドコモベンチャーズ賞)を受賞(左:プレゼンター)

  当局では、今後も、IoT時代における革新的な技術やサービスを有するベンチャーの創出に向けて、情報通信分野での起業を志す学生や有望な若手起業家、ベンチャー企業等を支援するための様々な施策を展開する予定です。

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