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「北海道農業ICT/IoT懇談会」を開催

平成30年7月25日up

  北海道総合通信局では、農業にICT/IoTを積極的に活用することにより、北海道の農業が抱えている諸課題を解決するため平成30年7月2日(月曜日)「北海道農業ICT/IoT懇談会」 第1回会合を開催しました。

第一回会合の開催模様

第一回会合の開催模様

【懇談会設置の背景と目的】

  北海道の農業は、耕地面積が全国の約4分の1を占め、農畜産物の多くが生産量全国一位となっており、我が国の食料の安定供給に重要な役割を果たしています。
  しかしながら、農家の高齢化や人口減少による労働力不足が深刻な問題となっており、農作業の省力化・効率化のため、ロボット技術やICT/IoTの利活用に大きな期待が寄せられています。
  また、ICT/IoT利活用の基盤となる光ファイバーによるブロードバンド環境についても、農畜産物の販路拡大に向けた映像情報伝送のため、農地において未整備地域の解消が求められているところです。(道内の農業集落整備率:46.0%)
  懇談会では、「強い北海道農業の実現」を目指し、農業のロボット化・農業ビッグデータの利活用及びその基盤となる農地のブロードバンド整備の推進について検討を行うことを目的としています。

【運営体制・実施内容】

  第一回会合では運営体制とスケジュールを決定しました。

運営体制

  • 懇談会は親会と3つの作業班で構成し、親会の座長として、
      北海道大学 大学院 農学研究院 副研究院長・教授 野口 伸(のぐち のぼる)氏を選出。
  • 親会は座長を含め産学官から34名で構成。
  • 3つの作業班は、以下の3つのWGで構成。
    WG1・・・農業ブロードバンド整備推進作業班
    WG2・・・農業のロボット化検討作業班
    WG3・・・農業ビッグデータの利活用検討作業班
 

実施内容等

「北海道農業ICT/IoT懇談会」実施内容等

【スケジュール】

  〇今後の検討は、3つの作業班を中心に実施し、親会は10月に中間報告、2月に検討結果を取りまとめ、3月にセミナーを開催して検討結果を広く周知する予定としています。
  〇また、会議は原則公開とし、配布資料や議事要旨については、当局ホームページに掲載をします。

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