北海道総合通信局は、北海道の医療機関における電波利用推進協議会との共催により、11月28日(木曜日)に、帯広市内において「医療分野における電波の安全利用に関するセミナー」を開催しました。
医療機関において電波を利用する機器を混信等の障害なく安全に利用する重要性について理解を深めることを目的として、具体的なトラブル事例と対策、留意点等に関する以下の講演がなされました。
【講演1】「電波の安全性に関する総務省の取組」
北海道総合通信局 電波監理部長 瀬高 隆裕(せたか たかひろ)から、総務省が実施した医療機関における電波利用の推進に関する施策や先進的に電波を利用している医療機関の取組事例の紹介をしました。
東京大学 医学部附属病院 講師 新 秀直(あたらし ひでなお)氏から、「医療機関において安心・安全に電波を利用するための手引き」が作成された目的、医療テレメーターの優良・トラブル事例から見た課題・対策及び医療機関における適正な電波環境の確保について解説していただきました。
なお、本セミナーの受講者には、「MDIC認定制度」、「認定ホスピタルエンジニア(CHE)」、「臨床ME専門認定士制度」の更新に必要なポイントや点数が付与されることとなっています。