平成17年度 SCOPE関係採択案件(北海道管内)
※掲載内容は、新規採択時の内容です。
※各研究開発課題名にリンクしている研究概要図等(PDF)は、新規採択時資料やSCOPEによる研究開発終了直後の成果発表会時の予稿集等です。
【特定領域重点型研究開発】 次世代ヒューマンインターフェース・コンテンツ技術
- 研究者
長谷山 美紀 (北海道大学)
- 概要
「ハイパーリンクムービー」とは、多様な個人のニーズに応え、誰もが簡単に使えるインターネットとテレビ映像を融合した新しい情報メディア。
ユーザーがネットワーク操作を意識することなく、映像ソースから注目する情報対象を自動抽出(アイコン化)し、関連情報をネットワークから検出、必要とするコンテンツを自動生成するシステム。ユビキタスネット環境下での実用化に向けた研究開発を行う。
- 期間
3年
【地域情報通信技術振興型研究開発】
-
研究者
研究代表者
辰巳 治之 (特定非営利活動法人北海道地域ネットワーク協議会)
研究分担者所属機関
株式会社ネクステック
株式会社北海道総合技術研究所
京都大学大学院情報学研究科
札幌医科大学医学部
札幌医科大学附属情報センター
北海道総合通信網株式会社
北海道大学大学院理学研究科
- 概要
インターネットのエクスチェンジポイントは東京に一極集中しており、異なるプロバイダーに接続されている地域内の病院間で通信を行うときに、特に大きな問題となる。このような地方特有の問題、且つ、日本各地共通の問題を解決するため、IPv6(注1)によるVirtual Global Network(VGN)技術開発及び実証実験を行う。そしてIPv6 VGNの実用化を目指し、医療ネットワークや地域ネットワークにおける諸問題解決(安全・安心確保)を図ろうとするものである。
このことにより、IPv6の利用促進や次世代ネットワークの高度応用の基盤育成が期待され、災害時などにも役立つ可能性がある。さらにIPv6 Global Addressの優位性が立証されれば、IPv6によるP2P(注2)やオーバレイネットワークなどが加速され、安全・安心・便利・安価な高度情報化社会が推進され、我々が提案している「戦略的防衛医療構想」実現へ向けての基盤構築へと発展すると期待される。
注1:Internet Protocol Ver6
注2:ピアツーピアと称し、ネットワーク等で直接コンピュータ間を接続し、相互に情報交換する通信形式
- 期間
3年
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