アマチュア無線のルール

ルール1: アマチュア無線には、資格と免許が必要です。

アマチュア無線で通信(運用)するためには、アマチュア無線技士の資格が必要です。また、資格を取得しても、無線局(無線機)の免許を受けなければ、アマチュアの無線機を使用することはできません。

なお、無線局の免許の有効期間は、5年間ですので、継続して無線局を運用する場合には、免許の有効期間満了前1箇月以上1年を超えない期間において、再免許(更新)の手続きを行ってください。

ルール2: 免許された内容で無線局を運用しましょう。

無線局免許状には、識別信号(コールサイン)や周波数、空中線電力などが記載されていますので、指定された範囲内で運用してください。また、無線機についても、許可されたもので運用してください。

ルール3: 資格者証(無線従事者免許証)を携帯しましょう。

無線局を運用する際には、無線従事者免許証を携帯しなければなりません。

ルール4: コールサイン(識別信号)を必ず言いましょう。

名前やニックネーム等で通信を行った場合は、電波法令に違反しますので、指定された識別信号を送信して通信を行ってください。また、識別信号を送出しないで、通信を行っている場合には、不法無線局に間違われます。

なお、長時間継続して通信する場合には、10分ごとにコールサインを送信する必要があります。

ルール5: 周波数の使用区別を守りましょう。

アマチュア無線は、多様な通信の種類(電波の型式)があり、アマチュア業務に使用できる電波の型式及び周波数の使用区別が定められていますので、使用区別を守って、通信を行ってください。

なお、令和5年9月25日(月)から、「いわゆるバンドプラン(法令)」内容が変更されました。
詳細は
こちらからご覧ください。

ルール6: 周波数の独占はできません。

電波は、公共のものです。「クラブチャンネル」と称して、周波数を独占することは、認められていません。また、長時間の通信(占有)も、周波数の独占に波及しますので、行わないようにしましょう。

普段、使用している周波数が使用されていた場合には、空いている周波数を使って、通信を行いましょう。

ルール7: 仕事(企業等の営利法人等の営利活動)に使ってはいけません。

アマチュア無線は、金銭上の利益のためでなく、個人的な無線技術の興味によって、自己訓練、通信及び技術的研究の業務に使用するものであり、仕事(企業等の営利法人等の営利活動)などには、使用することはできません。(詳しくは、「総務省 電波利用ホームページ」別ウィンドウで開きますをご覧ください。)

リーフレット「アマチュア無線は仕事に使えません!」PDF

ルール8: 他の無線局などに妨害を与えてはいけません。

アマチュア局は、自局の発射する電波が他の無線局の運用又は放送の受信に支障を与える場合には、すみやかに電波の発射を中止しなければなりません。

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