北海道総合通信局では、大規模災害時において、被害情報や避難情報等を地域住民に確実に提供するため、地方公共団体に対して臨時災害放送局用機器を無償で貸与します。また、災害時以外(平時)には、地方公共団体が防災訓練でデモンストレーション等の放送を行う場合や、災害時を想定した事前の送信点調査を行う場合にも、無償で貸与します。
貸与の基準 | 以下のいずれかに該当する場合に、地方公共団体に対し貸与します。 1 災害時において、地方公共団体が臨時災害放送局を開設し、被害情報、避難情報等の情報を放送する場合。 2 地方公共団体が主催又は参加する防災訓練や災害時を想定した臨時災害放送局の送信点調査を行う場合。 ◆臨時災害放送局用機器の貸与仕様書【PDF形式】 |
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貸与手続き | 書面による手続きを基本としていますが、借受申請書の授受を行うことが困難であって、当局において借受要請者の真正性が確認できる場合は、緊急的措置として、口頭により貸与に係る申請の受付と貸付承認を行います。 (口頭による借受申請等を行った場合は、おって遅滞なく書面による借受申請書を提出して頂きます。) ◆借受申請書【word形式】【PDF形式】 |
貸与費用 | 無償で貸与します。 |
無線局免許 手続き |
無線局免許を取得して頂く必要があります。 (参考) 臨時災害放送局の開局等に関する手続き |
運用場所までの搬入・搬出 | 貸与要請の受付時に、搬入手段について確認させて頂きます。 (原則として借受者の責任により行って頂きますが、これが困難な場合には、当局が搬入及び搬出することも可能です。) |
配備台数 | 北海道総合通信局に1台配備 (全国11カ所の総合通信局等に各1台配備) |
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送信機外形・諸元 (北海道配備分) |
◆可搬型送信機(2ケース分割) ・送信部1式 外形(幅505mm×高さ302mm×奥行655mm 重量29.2kg) ・音声部1式 外形(幅505mm×高さ302mm×奥行655mm 重量28.7kg) ◆送信部諸元(超短波帯(FM)送信機) ・送信可能周波数 76.1から94.9MHzまで(100kHz間隔) ・送信出力 10Wから100Wまで(無段階で設定可能) ・電波型式 200K F3E、200K F8E ・定格入力電圧 AC100V ・消費電力 最大270VA ◆音声部諸元 ・CDプレーヤー(USBポート付)1、マイクロフォン1、その他入力5 |
送信アンテナ・ 付属装置等 |
◆送信アンテナ ・ダイポールアンテナ1本(伸縮マスト(1.3m〜6m)、ブーム、エレメント2)、 アンテナ付属品(同軸ケーブルを含む)及びアンテナ用工具 ◆ダミー抵抗 1台 ◆付属装置等 ・マイクロフォン(スタンド付)、ヘッドフォン、取扱説明書 ◆電源ケーブル(ドラム30m) 1台 |