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報道資料

平成26年10月28日
北陸総合通信局
北陸情報通信協議会「G空間×ICT街づくり推進部会」

“北陸のまちづくり”にユニークで夢のあるアイデアが集まる!

−G空間×ICT北陸まちづくりトライアルコンクールの一次審査結果−
 北陸総合通信局(局長 星 克明(ほし かつあき))は、北陸情報通信協議会G空間×ICT街づくり推進部会(部会長 飯島 泰裕(いいじま やすひろ)(金沢大学 先端科学・イノベーション推進機構 客員教授))と共催で、平成26年8月12日から平成26年10月10日の間、学生の皆様を対象に、G空間情報(地理空間情報)やICT(情報通信技術)を活用して地域社会の夢や希望を語っていただくための『G空間×ICT北陸まちづくりトライアルコンクール』の提案を募集しました。
 今般、個人またはグループから応募のあった27件の提案を一次審査した結果、下記のとおり入賞提案を決定しました。
 今後、平成26年12月6日(土)に開催する『G空間×ICT北陸まちづくりトライアルコンクール』セミナー&最終審査会で、入賞提案のプレゼンテーションによる最終審査を行い、G空間×ICTグランプリと北陸総合通信局長賞を決定し、表彰式を行うこととしています。

1 入賞提案
 部門1:「元気な経済/便利な暮らし」部門                  ◎は提案代表者

【提案名】 【提案者名、学校、学年】(グループ名)
準天頂衛星みちびきとARの融合
〜私たちの新しい町歩き〜
小阪卓也、金沢工業大学大学院、修士2年◎
大下晋作、金沢工業大学、学部4年
大西希乃香、金沢工業大学、学部4年
沖智紀、金沢工業大学、学部4年
高田星斗、金沢工業大学、学部4年
(金沢工業大学 徳永光晴研究室)
【提案概要】
・SNSとみちびきの位置情報とAR(拡張現実)技術を融合し新しい観光案内を提供する。
・みちびきの高精度位置情報を活用して災害時の避難ルートを提供する。
・AR技術を活用して昔の街並みと現在の風景を融合し古都金沢の理解を深める。

【提案名】 【提案者名、学校、学年】(グループ名)
あなたの旅はどんな旅?「私のほくりく日記。」 細川英将、北陸先端科学技術大学院大学、1年◎
橋本雅弘、北陸先端科学技術大学院大学、1年
藤丸紘樹、北陸先端科学技術大学院大学、1年
伊藤優、北陸先端科学技術大学院大学、1年
(JAIDEO)
【提案概要】
・G空間情報だけでなく、オープンデータ、ビッグデータの利活用によりリアルタイムでの情報提供、ロケーションベース広告といった新しい旅行体験、参加型観光情報発信を可能に。
・今までとは違った集客策など、新しいアイデアやビジネスモデルが生まれる。
・北陸地方の魅力の再発見、観光資源の開発、地域活性化につながる。

 部門2:「安心安全な社会賞」部門                      ◎は提案代表者
【提案名】 【提案者名、学校、学年】(グループ名)
Smart Street 室谷惇司、富山大学大学院、修士1年◎
長久保敦、富山大学、4年
渡邉勢太、富山大学、4年
(富山大学工学部知能情報工学科情報通信ネットワーク研究室)
【提案概要】
・公道、街の通常使用されている街灯を利用した災害警報システム
・携帯電話、スマートフォンの有無、車内、自宅など時と場所、天候等の条件を問わず「災害警報に気づかない事態を回避」する。
 
【提案名】 【提案者名、学校、学年】(グループ名)
UAV を用いた橋梁の定期点検
〜急速に老朽化する社会基盤への対応〜
山本真生、福井工業高等専門学校、5年◎
高嶋葵、福井工業高等専門学校、5年
森恒太、福井工業高等専門学校、5年
(福井工業高等専門学校環境都市工学科
空間情報工学研究室チームB)
【提案概要】
1 UAV(無人航空機)により得られた空撮写真から橋梁の3Dモデルをつくる。2 得られた写真を画像処理することによってクラックを抽出する。3 クラックを抽出した結果から、塩害、凍害、アルカリ骨材反応(ASR)等の判定を行う。4 3Dモデルのテクスチャとして活用し、点検結果のデータベースを作成する。5 これらの点検情報をGISに格納し、橋梁の維持管理に活用する。

 部門3:「活力ある地域賞」部門                        ◎は提案代表者
【提案名】 【提案者名、学校、学年】(グループ名)
商店街に活力を与えるすれ違い通信と位置情報を利用したキャラクター育成ゲーム 小野宏介、福井大学、4年◎
(おはぎネットワーク)
【提案概要】
・各商店が設定したキャラクターをユーザのスマートフォンで育成するゲームアプリである。
・キャラクターを育成するために、ユーザは商店の中に入る必要がある。
・ユーザ同士がすれ違うとバトルが発生し、位置情報を利用して勝敗を決定する。
・勝者に多くのポイントが付与され、そのポイントによるランキングが公表される。
 
【提案名】 【提案者名、学校、学年】(グループ名)
発見マップ 〜ちょっとした発見をみんなで共有し地域を元気に!〜 石卓也、金沢学院大学、3年◎
【提案概要】
携帯アプリで個人が感じたことや、見つけたことを手書きでスタンプのように残していき、ほかの人と発見や感動を共有する。

 

2 一次審査の基準
 ○地域性
  北陸3県内の具体的な地域・産業・文化などのアイデアであるか。
 ○新規性・独創性
  今までにない斬新なアイデアであるか。従来のサービスの価値を破壊するような独創性があるか。
 ○整合性
  各部門のテーマに合致するものであるか。
 ○適合性
  G空間情報若しくはICTを活用したものであるか。
 ○実現性
  普及や実現するための具体的な内容となっているか。

3 今後の予定
 『G空間×ICT北陸まちづくりトライアルコンクール』セミナー&最終審査会
  日時:平成26年12月6日(土)13時20分から
  場所:金沢市内(石川県地場産業センター 本館1階 大ホール)
  ※詳細は、別途報道発表を行います。

参考
 関係報道発表
“北陸のまちづくり”をテーマに学生からアイデアを募集!
(平成26年8月12日発表)
北陸G空間×ICT街づくり推進セミナー(第2回)」の開催
(平成26年6月4日発表)
「北陸G空間シティ・ICT街づくり推進セミナー」の開催
(平成26年2月26日発表)


連絡先
情報通信部情報通信振興室
(担当:岡本、東)
電話:076-233-4430

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