報道資料
平成29年11月9日
北陸総合通信局
「北陸防災情報通信セミナー」を開催
〜 災害時における情報の伝達・収集のために 〜
総務省北陸総合通信局（局長 濱島 秀夫（はましま ひでお））は、北陸情報通信協議会（会長 久和 進（きゅうわ すすむ）北陸経済連合会会長）とともに、主に国、地方公共団体などの防災関係機関、電気通信事業者、放送事業者といった方々を対象に「北陸防災情報通信セミナー」を下記のとおり開催します。
セミナーでは、はじめに、富山大学の大西宏治准教授が地域の防災訓練のあり方とオープンデータや空間情報を活用した地域防災計画の立案方法について講演します。続いて、NTTドコモ北陸支社の山本雅人室長が熊本地震、九州北部豪雨での事例を交えた自社の災害対策について、富士通株式会社の吉田千穂マネージャーがIoTを活用した防災・減災対策について講演します。
会場では、災害時に北陸総合通信局が地方公共団体や災害復旧関係者に貸し出すMCA無線機、簡易無線機の通話体験、FMラジオ87．3MHzで臨時災害放送局のデモ放送の受信ができます。
記
- 日時 平成29年12月1日（金）13時15分〜16時45分
- 場所 富山県民会館 401号室 （富山県富山市新総曲輪4−18）
- 内容 案内のチラシはこちらから
【基調講演】 「地図を活用した平時に取り組む防災訓練」
講師 富山大学人文学部 准教授 大西 宏治（おおにし こうじ）氏
【講演I】 「NTTドコモの災害対策」
講師 株式会社NTTドコモ北陸支社 ネットワーク部
災害対策室長 山本 雅人（やまもと まさと）氏
【講演II】 「IoTを活用した安心・安全な街づくりの取組
〜最新の技術による防災・減災対策〜」
講師 富士通株式会社 社会システム営業本部 地域社会ネットワークビジネス推進部
マネージャー 吉田 千穂（よしだ ちほ）氏
【災害対策用移動通信機器の展示と通話体験】
MCA無線機4台、簡易無線機4台、衛星携帯電話4台を展示します。
MCA無線機同士、簡易無線機同士の通話が体験できます。
総務省では、災害発生時に地方公共団体・災害復旧関係者に対し、MCA無線機、簡易無線機、衛星携帯電話を無償で貸与しています。
北陸総合通信局では、MCA無線機5台、簡易無線機10台、衛星携帯電話6台を配備しており、地方公共団体・災害復旧関係者からの要請により貸し出します。
全国では11箇所でMCA無線機280台、簡易無線機900台、衛星携帯電話300台を配備しており、要請に対して台数が不足する場合は、全国から手配します。 |
【臨時災害放送局のデモ放送】
FMラジオ87．3MHzで受信できます。
臨時災害放送局は、災害発生時に地方公共団体等が開設する臨時のFMラジオ放送局のことで、総務省では機材一式を無償で地方公共団体に貸与することとしており、北陸総合通信局では1式配備しています。
全国では現在5箇所（今年度中に6箇所）で配備しており、大規模災害時において台数が不足する場合は、全国から手配します。
災害時支援態勢をさらに強化するため、北陸総合通信局は、本年9月に一般社団法人日本コミュニティ放送協会北陸地区協議会との間で、「臨時災害放送局の円滑な開設支援に関する相互協力協定」を結びました。
地方公共団体から要請があった場合は、当局と同協議会が連携して、当局の臨時災害放送局設備や同協議会加盟の放送事業者が所有する予備の放送設備を迅速に貸与し、円滑な開設を支援することとしています。 |
- 定員 100名
- 参加費 無料
- 申込方法
氏名、連絡先電話番号又はメールアドレスを明記の上、下記宛にFAX又は電子メールにより、11月30日（木）までにお申し込みください。
いただいた個人情報は、本セミナーに係る受付整理及び連絡用としてのみ使用いたします。
【申込先】 総務省北陸総合通信局無線通信部陸上課
FAX：076−233−4434
電子メール：rik-hijoukyo_atmark_soumu.go.jp
※ スパムメール対策のため「@」を「_atmark_ 」と表示しております。
送信の際は「@」に変更してください。
- 主催
総務省北陸総合通信局、北陸情報通信協議会
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