(1)前回までの周波数部会(第1回〜第4回)及びモデル部会(第1回〜第2回)議事録
周波数部会における審議事項については、竹垣部会長より周波数部会議事録のとおり説明があり、承認された。
モデル部会における審議事項については、金平部会長よりモデル部会の議事録のとおり説明があり、承認された。
(2)
11/23実証実験の実施について
別添資料「実証実験モデル詳細」のとおり事務局から説明があり、承認された。
実験は以下の4項目を予定する。
(1)DCR(デジタル簡易無線:以下同じ)を利用した遠隔操作
白帆台公民館(内灘)からの操作により、26km離れた先端大建物(辰口)の庇を開閉させる。実際の様子をWebカメラとインターネットを利用し、白帆台公民館のパソコンで確認することができるようにする。
(2)DCRを利用したセンサー情報伝送
白帆台の住宅屋内及び屋外に設置した温度・湿度センサーのデータを5秒毎に観測し、公民館のディスプレィに表示を行なう。DCR、センサー、バッテリーは1つのバスケットに収容し場所をとらないようにする。
(3)DCRを利用したGPSによるコミュニティバス位置情報伝送
内灘町南部地区を巡回するコミュニティバスにDCR等を乗せ、GPSを利用してバスの現在位置を公民館のパソコンで確認できるようにする。国土地理院の電子国土地図上(インターネットでのオンライン上の地図表示)に表示できるようにする。
(4)静止画像の伝送
白帆台公民館より数百m離れた空地にカメラを設置し、DCR(車載型)を経由して静止画像を公民館のパソコンへ伝送する。伝送速度の関係上、1分で1枚程度の伝送となる。
実証実験は一般公開されるため、見学客に対して分かりやすく且つ見栄えのあるものとしたい。そのために、会場の公民館に説明用のパネル設置、関連製品のデモ展示なども検討する。
また、地元自治会への説明、広報誌への寄稿、プレス発表などで実証実験が成功するようにアピールを行なう。