【関東総通】e−コムフォKANTO
平成25年3月29日
関東総合通信局
「地上設置型合成開口レーダー活用セミナー」を東京都品川区で開催
関東総合通信局(局長:吉田 靖(よしだ やすし))は、平成25年3月13日、西五反田のスタンダード会議室において「地上設置型合成開口レーダー活用セミナー」を開催しました。
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セミナーの開催に先立ち、本年度実施した「17GHz帯地上設置型合成開口レーダーの周波数有効利用技術に関する調査検討会」報告書を検討会座長福地一(ふくち はじめ)氏(公立大学法人首都大学東京教授)から吉田局長に提出されました。
(左の写真は報告書提出の様子)
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セミナーの開会にあたり吉田局長から、地上設置型合成開口レーダーが世界各地において地滑り斜面や採石場、橋梁・ダム等の人工構造物の監視などに有効に利用されていることなどの紹介がありました。
基調講演では、福地一氏から「合成開口レーダーによる都市域の観測」と題し、合成開口レーダーの特徴や都市域観測への期待について講演がなされました。
また、成果報告として、「17GHz帯地上設置型合成開口レーダーの周波数有効利用技術に関する調査検討会」事務局の中里光弘氏(NTTアドバンステクノロジ(株))から概要について発表がありました。
続いて、講演では、合成開口レーダーに関する第一人者4名の方から、活用事例や今後の展望について講演がなされ、当該レーダー技術などについて理解を深めていただきました。
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<4名の方の講演内容は以下のとおりです。>
・「地表設置型合成開口レーダー(GB−SAR)と災害モニタリングへの応用」
佐藤源之(さとう もとゆき)氏((国)東北大学 東北アジア研究センター長)
・「航空機搭載SAR(Pi−SAR2)による地表面計測」
浦塚清峰(うらつか せいほ)氏((独)情報通信研究機構 センシングシステム研究室 室長)
・「地上型レーダーを利用した実橋梁モニタリング」
水谷司(みずたに つかさ)氏((国)東京大学 大学院工学系研究科 社会基盤学専攻 橋梁研究室)
・「航空機搭載小型合成開口レーダーの開発と運用」能美仁(のうみ ひとし)氏(アルウェットテクノロジー(株) 代表取締役)
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最後に、鈴木無線通信部長は「調査検討会の報告を受け、防災対策などに多数利用されることを望みます。」と挨拶しました。
本セミナーには、東京の企業や大学を中心に、遠くは佐賀県からの参加者を含め、102名の方が聴講されました。
また、会場には実際の機器や各社のパネルが展示され、参加者は各社の担当者に熱心に質問されていました。
17GHz帯地上設置型合成開口レーダーは、地震・豪雨等により危険にさらされている箇所の監視や火山活動の監視、高架橋など老朽化が進んでいる箇所の監視などに活用されることが期待され、防災対策などに多数需要が見込まれます。
今後、技術基準及び審査基準の策定など実用化に向けた制度整備を進めていく予定です。
また、17GHz帯地上設置型合成開口レーダーの有用性について様々な機会を捉え、紹介していきたいと思っております。
連絡先
総務省関東総合通信局
無線通信部 企画調整課
担当:伊藤、本郷
電話:03-6238-1730
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