関東総合通信局(局長:黒瀬 泰平)は、まちかど美術館異業種交流まちづくり勉強会、関東ICT推進NPO連絡協議会等との共催により、「まちづくりシンポジウム 空き家等のシェアリングとリノベーションを考える」を平成31年2月9日(土曜日)に小山市まちなか交流センター「おやま〜る」(栃木県小山市)で開催しました。
人口減少・少子化・高齢化が進む中で、栃木県小山市の中心市街地における空き家等の現状を知るとともに、空き家等のシェアリングやリノベーション等のICT活用を含めた方策の可能性を考える「まちづくりシンポジウム」を開催しました。
会場には、小山市民をはじめ自治体職員、NPO、大学生など様々な方約90名が参加しました。
冒頭で、まちかど美術館異業種交流まちづくり勉強会シンポジウム実行委員長 斎藤 てい子氏から主催者挨拶を行った後、関東総合通信局情報通信連携推進課長 高田 貴光から共催者挨拶、小山市副市長 宮嶋 誠氏より来賓挨拶がありました。
主催者挨拶を行う
実行委員長の斎藤 てい子氏
来賓挨拶を行う
小山市副市長 宮嶋 誠氏
挨拶の後、総務省 地域力創造グループ地域政策課 田中 誠から「総務省におけるシェアリングエコノミー活用の取組について」の掲題で講演を行いました。シェアリングエコノミーの認知度や代表的なサービスなどの実態を踏まえ、自治体におけるシェアリングエコノミー導入事例や総務省のシェアリングエコノミー活用推進事業について説明しました。
続いて、小山市 都市整備部長 淺見知秀氏から「小山の空き家活用を考えてみる リノベーション、シェア、民泊等」の掲題で、小山市の空き家状況を多数のデータから説明し、また、マンションのリノベーションや地元大学における空き家利活用の取組など、空き家等を生かしたまちづくりの可能性についてご講演いただきました。
総務省 地域力創造グループ地域政策課 田中 誠
小山市 都市整備部長 淺見 知秀氏
4名のパネラーから国土交通省、建築、不動産業、地元放送局、また、住民として、それぞれの立場から小山市の魅力や特色についてご説明いただき、コーディネーターを含めてパネルディスカッションを実施しました。
その後、会場参加者同士で小グループを作り、意見交換を行いました。その後の質疑応答でも多くの意見や質問が寄せられ、来場者参加型の構成による活気ある展開となりました。
最後に、まちかど美術館異業種交流まちづくり勉強会相談役であり、小山市城山町二丁目第一地区市街地再開発組合事務局長、元小山市都市整備部長の高岩 清隆氏からの挨拶で閉会しました。
まちかど美術館 異業種交流まちづくり勉強会
総務省関東総合通信局、関東ICT推進NPO連絡協議会、特定非営利活動法人栃木県シニアセンター、テレビ小山放送株式会社、まちかど美術館、小山市まちなか交流センター「おやま〜る」