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【関東総通】e−コムフォKANTO

平成28年11月15日
関東総合通信局

在宅就労支援フォーラムを宇都宮市で開催

 関東総合通信局は、関東ICT推進NPO連絡協議会、NPO法人チャレンジド・コミュニティと共催で10月22日(土曜日)に栃木県宇都宮市のとちぎ青少年センターにおいて、在宅就労支援フォーラムを開催しました。
 当日の模様について、NPO法人チャレンジド・コミュニティより報告がありましたので、ご紹介します。
 平成28年10月22日(土曜日)に栃木県宇都宮市のとちぎ青少年センター多目的ホールにおいて、障害者と難病の働きたいを応援するフォーラムとして、在宅就労の現状と今後の普及啓発をテーマに在宅就労支援フォーラムが開催されました。
 このフォーラムは、多様な働き方の一つである「テレワーク」を主な内容に、就労支援団体や障害者雇用に関心のある自治体・企業、そして在宅就労を希望する当事者や家族など65名が参加して開催されました。
 栃木県では、在宅雇用の事例も極めて少ない現状のため、非常に刺激的な内容だったと思います。

【開会挨拶】

 最初にNPO法人チャレンジド・コミュニティの高柳 愼八郎 顧問より主催者挨拶をし、共催者である総務省関東総合通信局情報通信部長の須田 秀晴氏より開会のご挨拶を頂きました。
 その後、栃木県の障害者団体を纏めている、とちぎ障がいフォーラムの代表である村上 八郎氏より、ご挨拶を頂きました。

<写真> 左から、高柳顧問、須田部長、村上代表
開会挨拶写真

【講演1 在宅雇用の現状と事例紹介】

 一般社団法人日本テレワーク協会相談センター専門相談員の安積 直道氏より、「在宅雇用の現状と事例紹介」と題し、講演を頂きました。
 テレワークの基本的な考え方、テレワークを活用している企業の事例、さらにテレワークを活用して障害者の就労に結びつけている事例もあって、参加者は、テレワークの内容が良く理解出来たものと思われます。
 次に栃木県内の事例として、テレワークの実行と普及をされているIT Supportパソコン太郎株式会社の代表取締役社長の大房 剛樹氏より、地域でのテレワーク普及活動の紹介を頂きました。

<写真> 左:講演する安積氏、右:活動を紹介する大房氏
講演する安積氏 活動を紹介する大房氏

【講演2 在宅就労支援団体からみた在宅就労の可能性】

 東京都で障害者の就労支援団体として活躍されていますNPO法人ウィーキャン世田谷の理事長である鈴木 千惠子氏から、「在宅就労支援団体からみた在宅就労の可能性」というテーマで、活動や事業所の紹介を頂き、その後、スカイプで東京の事務所と会場を接続して、花澤職業指導員から在宅訓練の様子などの紹介を頂きました。
 障害者の在宅就労で実績のある鈴木理事長の講演は、大変参考になりました。

 <写真> 左:講演する鈴木理事長、右:スカイプで接続して紹介する花澤指導員
講演する鈴木理事長、スカイプで接続して紹介する花澤指導員

【webディスカッション】

 NPO法人チャレンジド・コミュニティの職業指導員の小笠原 潤をコーディネーターに、東京都在住の田中 麻子氏、栃木県在住の廣田 雄平氏と猪瀬 剛伸氏の3名に自宅からパネラーとして参加いただき、インターネット会議システムであるスカイプを活用した在宅就労を希望する当事者の意見交換を行いました。
 身体障害者の場合の移動困難性、精神障害者の対人関係困難性などのハンディキャップについて、在宅での就労ならば、その困難性が克服できること、また在宅での安定した環境のもとでスキルや能力が発揮できることなどが意見交換のなかで紹介されました。

<写真> 左:コーディネーターの小笠原指導員、右:スカイプで参加の3氏
コーディネーターの小笠原指導員、スカイプで参加の3氏

【閉会挨拶】

 最後に、関東ICT推進NPO連絡協議会の代表幹事の三木 哲也氏より、フォーラムの感想と参加者への謝辞、閉会の挨拶を頂きました。

<写真> 左:挨拶する三木代表、右:会場の様子
挨拶する三木代表、会場の様子

連絡先
関東ICT推進NPO連絡協議会事務局
(総務省関東総合通信局 情報通信部 情報通信連携推進課)
担当者:道祖土、本郷
電話 :03-6238-1680
FAX :03-6238-1698

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